投資コラム
ペットを飼っている人は投資経験率が高い?飼っている動物やペットの種類と投資の関連性を独自調査!
物価高が続くこともあり、昨今は資産運用や投資の重要性が以前よりもうたわれるようになったと感じる方も多いのではないでしょうか。 そこで今回独自調査として「ペットの有無と投資の関連性」のアンケート調査を実施しました! 「忙し […]
物価高が続くこともあり、昨今は資産運用や投資の重要性が以前よりもうたわれるようになったと感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回独自調査として「ペットの有無と投資の関連性」のアンケート調査を実施しました!
「忙しい独身の男女は手間のあまりかからないネコを飼うことが多い」などウワサや情報を改めて数字で確認できる内容になっていますので、ぜひご覧くださいませ。
なお、本アンケートは「不動産BANK」の運営会社、株式会社ファミリーコーポレーションが実施したものです。
調査対象 | 20歳~69歳の男女500名ずつ |
対象地域 | 全国 |
調査期間 | 2024年11月21日 |
目次
ペットを飼っている割合は3割弱ほどでイヌ・ネコがやはり人気
まずはペットを飼っている人がどれくらいいるかと、どんな動物を飼っているかを見ていきましょう。
ペットを飼っている人は28.6%、飼っていない人が71.4%と「飼っている人が3割弱」で少数派という結果に。
中でもイヌ・ネコの割合がかなり高く、メジャーかつ人気ペットといえるでしょう。
イヌ・ネコ以外でも「ハムスターやウサギなどの小動物」、「トカゲなどの爬虫類」、「カブトムシ・クワガタ」なども一定数飼っていることがわかる結果となりました。
このアンケート結果だけでは直接投資とは関係ありませんが、どんなペットが飼われているかがわかる、面白いデータなのではないでしょうか。
なお、ここからアンケートの詳細をご紹介していくのですが、飼っているペットの種類と世帯年収や投資経験の有無にはほぼ違いは見られませんでした。
「イヌを飼っている人はネコを飼っている人より世帯年収が高い」などの傾向はあまり見られませんでした。ペットとして何を飼うかは好みの問題が大きいのかもしれません。
※ 下記は集計データ。イヌ・ネコどっちも飼っている人など、ペットを複数飼っている人もいるので、合計は1,000にならない結果になっています。
世帯年収が上がるほどペットを飼っている割合も高くなる傾向に
次に、世帯年収とペットを飼っていることの関係性を見ていきましょう。集計データは以下の通りです。
やはり世帯年収が高くなるほど、ペットを飼っている割合も高くなる模様です。
注目したいのが世帯年収300~400万円と800~900万円のラインで、ペットを飼っている割合がぐっと高くなることがわかります。
世帯年収300万円未満だとあまり余裕がなく、ペット所持率は20%以下。
世帯年収300~800万円のゾーンはほぼ横ばいで、ペット所持率は3割弱といったところ。この世帯年収ゾーンは意外にも「年収が高くなればなるほどペット所持率が増える」わけではないのが興味深い結果となりました。
世帯年収800万円を超えるとかなり余裕がある&結婚率も高くなることもあり、ペット所持率は40%近くまで高くなるようです。
「生活に余裕があればあるほどペットを飼いやすい」というのは当然の結果といえるかもしれませんが、実際に集計データとして見てみると面白い部分もあるのではないでしょうか。
ペットにかけている費用も「世帯年収」と「自由に使えるお金」が増えるにつれて顕著に上昇
続いて、ペットにかけている費用も見てみましょう。集計結果は以下の通りです。
多少の差はあれど、どの世帯年収層でも1カ月あたりのペット費用30,000円以内で済むことが多いようです。
世帯年収1000万円以上の層でも1カ月あたり30,000円以上ペット費用にあてている割合は20%強におさまっています。
ペット購入時の金額感は世帯年収によって大きく変わりそうですが、維持費には大きな差はないようです。
また、「自由に使えるお金」という目線で見てみても、ペットを飼っている層の方が多い傾向がありました。
▶具体的な質問内容
Q5:あなたが毎月「自由に使えるお金」がどれくらいあるかを教えてください。
ただし、自由に使えるお金は以下の式で計算します。
※ 自由に使えるお金=(手取り給与+投資での利益)-(固定費+食費)
※ 固定費に該当するもの:家賃・光熱費・通信費(スマホやインターネット)・ローンや借金の返済・教育費
※ ご夫婦の方は、個人ではなく世帯(家族全体)での金額を回答ください。
自由に使えるお金が50万円以上ある最上位層の数字は同じになっていますが、それ以外ではペットを飼っている人の方がかなり自由に使えるお金があることがわかりますね。
ペットを飼っている人は投資経験率が大幅に高い傾向
次に、ペットの有無と投資経験の有無の関連性を見ていきましょう。先に集計データをお見せすると以下の通りです。
ペットを飼っている人の投資率が58.04%、飼っていない人の投資率が32.49%と大きく違うことがわかります。このデータは今回のアンケートで最も顕著に傾向が見られた結果となりました。
もちろんこれは「ペットを飼っている ⇒ 投資率が高い」というよりは、「投資経験がある ⇒ 金銭的余裕がある確率が高い ⇒ ペットを飼う余裕がある人が多い」という順序で考察するのが妥当でしょう。
しかし、ここまで大きく投資率に差が表れる結果になったのはやはり驚きです。投資について情報を得たかったり、金銭的余裕があるかをほんのり調べたいときには、「相手がペットを飼っているか」を聞いてみても良いかもしれません。
なお、煩雑なデータですが各ペット毎の集計データは以下となっています。
※ 運用金額が1億円以上で、ほぼすべてのペットを飼っている人が4名いた点はご留意ください。
結婚しているとペット所持率と投資金額が大きくなる傾向。一方で自由なお金はそれほど変化がないことが判明
続いて、未婚・既婚によってペット所持率や投資金額・自由に使えるお金に変化があるのか見ていきましょう。
まずはペット所持率から。集計データは以下の通りです。
未婚でペットを飼っている割合が25.1%、既婚でペットを飼っている割合が31.8%という結果になっています。
ペットのお世話などがあるため、やはり二人以上の生活になる既婚者の方がペット所持率が高くなるといえるでしょう。
特に比較的お世話に時間のかかるイヌ・ネコは既婚者の方が5ポイントほど高い数字となっているが大きな違いといえるでしょうか。
次に、既婚・未婚での投資経験や運用金額の差を見てみましょう。集計データは以下の通りです。
未婚者の投資経験率が36.2%、既婚者の投資経験率が43.1%と、こちらも既婚者の方が投資率が高い結果に。
投資率以外にも、既婚者は運用金額が300万円以上の割合もかなり多くなっているため、経済的な余裕があることもデータからわかります。
最後に、「自由に使えるお金」の差を見てみましょう。集計データは以下の通りです。
こちらは未婚・既婚で大きな差は表れない結果に。既婚者は投資運用金額が大きく、ペット所持率が高いのは間違いないですが、実生活上の余裕はあまり変わらないようです。
子どもがいて教育費がかかったり、家の所持率も上がってローンの支払いなどで意外と余裕がないという背景でしょうか。
アンケート情報・考察まとめ
以上、ペットと投資経験・運用金額の関連性についてのアンケート調査結果でした。興味深いデータになったのではないでしょうか。
アンケート調査結果を簡単にまとめると、以下の通りです。
- ペットを飼っている割合はおよそ3割弱
- ペットはイヌ・ネコが圧倒的人気
- ペットの種類によって世帯年収や投資金額の差はあまり見られなかった
- 世帯年収800万円以上になるとペット所持率が大きく上昇
- ペットを飼っている世帯は金銭的余裕がかなり大きい傾向に
- ペットを飼っている人の投資経験率は58%、ペットを飼っていない人の投資経験率は32%と大きく差が出る結果に
アンケート結果から「投資経験のためにペットを飼おう!」とはもちろんならないのですが、日常生活上で「〇〇さんはペット飼っているから投資に詳しいのかも…」などと推測してみたり、投資について教わってみたりするのは面白いかもしれません。
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