「推し活をしている人は多額のお金をつぎ込んでいるイメージがあるが、貯金や資金はどうしているのだろうか？」と、一度気になったことはありませんか？

そこで今回独自調査として「推し活をしていることと投資経験の有無の関連性」のアンケート調査を実施しました。

「推し活をしている人は実際にどのくらいお金を使っているのか？」など気になる情報の実態を数値を元に解析していきます！

なお、本アンケートは「不動産BANK」の運営会社、株式会社ファミリーコーポレーションが実施したものです。

調査対象	20歳～69歳の男女500名ずつ
対象地域	全国
調査期間	2024年12月16日

推し活をしている人は全体の３割強。推すジャンルとしては歌手・アーティストが最多で、次いでアニメ漫画作品のキャラクターが多い。

まずは推し活をしている人がどれくらいいるのか、大まかな割合を見ていきましょう。

推し活をしている人は32.5%、していない人が67.5%で、意外にも「推し活をしている方が少数派」という結果が出ています。しかし、お金を使わなくても推し活は可能なので、「いいえ」と回答した人の中には「推しはいるがお金は使っていない」という人もいる可能性があります。また、男女による差はほとんど無いと言えるでしょう。

ここで、先程のグラフを年代別に細分化したデータを見てみましょう。

年代別で推し活の有無を見ると、若い人ほど推し活をしている割合が高く、高齢になるほど減少していきます。このことから、やはり若い層ほど推し活が盛んであると考察できますね。

では続いて、どのようなジャンルで推し活が盛んなのかを見ていきましょう。

推すジャンルとしては歌手・アーティストが最多で、次いでアニメ漫画作品のキャラクターが多い。

以下は「男女別の推しジャンル」のアンケート結果です。

「歌手・アーティスト」を推す人が41.54%で最多ということがわかります。

他には「芸能人」、「芸人」、「スポーツ選手」、「Youtuber・Vtuber」など、一口に推し活と言っても様々なジャンルが存在しています。

「歌手」と「アイドル・アーティスト」が共通する部分が多いことを考慮し「音楽活動をしている人」という括りで合算してみると、76％の人達が音楽系のジャンルで推し活をしているという結果になります。

先程の年代別のデータを交えて考察してみましょう。アニメ漫画などは年配の方にはまだ馴染みがありませんが、音楽は年配の方から若年層にまで幅広く受け入れられている媒体であるため、それに伴って割合も多い結果となったと推測します。

推し活に使う金額は半数以上が１万円以下！5万以上使う人は8％と稀

では、気になる推し活の金額についての結果は以下です。

１万以下が最多で56.92%、推し活の金額が増えるほど割合が少なくなっていきます。しかし7万を越えると一気に10万円以上使われることになると推測されます。5万以上使う人は8.6％と稀ですが、10万以上の中には100万以上使う方もいるでしょう。

では、長期間に渡ってお金を使うライフイベントとして出産、育児があります。子供ができれば出費が増えることになりますが、推し活はどうなるのでしょうか？

高額になるにつれての割合の変化に大きな差はないため、子供の有無が推し活に影響することはあまりないようです。もともと夫婦で推しが同じ、もしくは親子で推しが同じになることもあるので、推し活によって家族関係が良好になっている家庭もあるのかもしれません。

推し活をしている人の約半数が「投資経験がある」と回答！若い層も推し活をしながら少額投資をしている

それでは推し活と投資の割合を絡めて、関係性について見ていきましょう。

以下は男女別の投資額です。

推し活をしている人の中で、ジャンル・金額に関わらず55.5%は「投資経験はない」ということが判明しました。しかし裏を返せば「推し活をしている人でも半数弱が投資をしている」ということになります。

また、推し活をしている者同士であっても、女性より男性の方が投資に若干前向きなようです。また、推し活をしながらも100万以上投資をしている人が2割程いますが、どのような方がいるのでしょうか。

以下は、推し活をしながら投資をしている約半数の人達の年代別投資額です。

20～30代の層は推し活をしながらも、少額でも投資をしている人達が多いようです。100万を越えるとやはり40～50代の資金が豊富な年齢層が増えますが、1000万以上投資している20～30代の方もいるようです。

最後に、推し活をしている人が投資先として選ぶ資産運用方法の割合を見ていきましょう。

株式投資が最多で56.85%、次いで投資信託が多く47.87%となっています。

投資信託が多い理由としては、「少額から投資可能で、運用は運用会社が行ってくれるので初心者にもオススメできる」ということが考えられます。

他の方法は「リスクがあるので手を出しづらい」であったり、そもそも投資の方法として知られていない可能性もあることから割合が低いと推測します。

アンケート情報・考察まとめ

以上、推し活と投資経験・運用金額の関連性についてのアンケート調査結果でした。

アンケート調査結果を簡単にまとめると、以下の通りです。

• お金を使う推し活をしている人は3割強と少数派
• 推し活は若年層ほど盛んである
• 高齢層にも馴染みがある音楽系ジャンルが人気で最多
• 出費があるライフイベントがあっても推し活にはあまり影響しない
• 推し活をしている人の5割弱が投資経験あり
• 20代の若い層も、推し活をしながら少額でも投資をしている
• 推し活をしている人の中で人気の投資先は「株式投資」「投資信託」

推し活をすることで新たなコミュニティと繋がりができたり、推しを応援することが自分の価値観や趣味を自己表現する方法の一つでもあります。

推し活は、感情的満足、そして文化的な影響が絡み合う現代的な現象です。それは単なる趣味を超え、ある人にとって生きがいや楽しみ、時には人生の一部になっているので、投資よりも大事な瞬間とも言えます。

そこで、投資によって使える資金が増えれば推し活ももっと楽しめるのではないでしょうか。推し活と投資を両立することができれば人生が彩る事間違いないでしょう。「推しの為に投資を勉強する！」というのもいいかもしれませんね。

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本アンケート調査を読んで投資への関心が高まった方は、ぜひ不動産クラウドファンディングも選択肢として検討してみてください。

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