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投資コラム

元手10万円から始める投資方法6選!少額から効率的に資産形成するためのポイントを解説

元手10万円から始める投資方法6選!少額から効率的に資産形成するためのポイントを解説

将来の生活に向けて、資産形成を検討しているものの、まずは少額から始めたいと考えている方も多いでしょう。 投資を始めるには大金が必要というイメージがあるかもしれませんが、10万円程度の少額から始めることもできます。 そこで […]

将来の生活に向けて、資産形成を検討しているものの、まずは少額から始めたいと考えている方も多いでしょう。

投資を始めるには大金が必要というイメージがあるかもしれませんが、10万円程度の少額から始めることもできます。

そこで今回は、元手10万円から始める投資方法について解説します。どのような投資方法があるのか、利益を出すためのポイントなどを解説しますので、ぜひ参考にしてください。


この記事の概要
  • 元手10万円で投資を始められる?
    ⇒ 可能です。元手10万円からでもさまざまな投資方法を選択できます!

  • 元手10万円から始めるおすすめの投資方法は?
    ⇒ 不動産クラウドファンディングや投資信託など。自身の運用方針、狙いたい利回りにあわせて選ぼう!

  • 元手10万円で投資をするうえで、注意点はある?
    ⇒ 余剰資金で行う、リスクを想定しておくなど。詳しく解説します!

元手10万円からでも投資を始めることは可能?

元手10万円からでも投資を始めることは可能?

結論として、投資は元手10万円からでも始められます。

投資といえば、数百万円などの大金を用意して始めなければならないというイメージを持っている方も多い傾向にありますが、大金を用意しなくても開始できます。

また、運用資金が少ないと、期待できるリターンが少なくなりやすいですが、正しく運用すれば将来的に大きなリターンとなることも少なくありません。

また、元手10万円を投資に回す勇気がない場合は、ミニ株やNISAを活用して、月々1,000円程度といった少額から始めることも可能です。

ただし、投資を始める以上、運用する金額に関係なくリスクがあるため、損をする可能性があることを覚えておきましょう。

10万円を元手に投資するときの2つの選択肢

10万円を元手に投資するときの2つの選択肢

10万円を元手に投資を始める場合、具体的な方法を選ぶ前に、運用方法について知っておくことが大切です。

投資は「一括投資」と「積立投資」の2つの方法に大別でき、それぞれ特徴が異なります。

自分にあった投資方法を選ぶためにも、「一括投資」と「積立投資」の特徴や違いについて見ていきましょう。

一括投資

一括投資とは、投資元本にあたる10万円を一度にまとめて投資する方法です。

一括投資の魅力は、まとまった資金を早期に投資できるため、短期間で手っ取り早くリターンを得やすいことが魅力です。

しかし、市場が下落したタイミングで投資をすると、投資した直後に相場が下落して損失を受ける可能性があり、投資先やタイミングを慎重に選ぶ必要があります。

市場が上昇している局面で投資できれば大きな利益を得られる可能性がある一方で、投資したタイミングによってはリスクも伴うことを認識しておきましょう。

積立投資

積立投資とは、10万円のうち、一定の金額を定期的に投資する方法です。

たとえば、毎月1万円を10ヶ月かけて投資しておくといった方法が積立投資にあたります。

一度に大きな資金を用意する必要がないため、初心者でも始めやすいことが特徴です。

さらに、市場の変動を受けても投資時期が分散されるため、購入価格を平均化し、リスクを軽減できる点もメリットです。

ただし、短期間で大きなリターンを得るのはむずかしいため、長期的な視点で投資を行うことが前提となります。

始める前に知っておきたい!10万円を元手に投資するときに利用すべき制度

始める前に知っておきたい!10万円を元手に投資するときに利用すべき制度

10万円を元手に投資を始める場合、「iDeCo(個人型確定拠出年金)」と「NISA」を活用するのがおすすめです。

「iDeCo(個人型確定拠出年金)」と「NISA」は資産形成のための私的・公的制度であり、活用することで節税になったり、運用益が非課税になったりします。

では、それぞれの制度について詳しく見ていきましょう。

iDeCo(個人型確定拠出年金)

iDeCo(個人型確定拠出年金)とは、老後資金の準備を目的とした私的年金制度です。

自分自身で年金を積み立てる仕組みで、加入者が毎月月額5,000円以上の一定額の掛金を拠出し、自ら選んだ金融商品で運用を行います。運用の結果次第で将来受け取る年金額が変わります。

iDeCoは給与所得者だけでなく自営業者や専業主婦(夫)も加入可能で、それぞれの職業や収入に応じた掛金上限が設定されているため、10万円を元手に投資するときも活用しやすい制度です。

なお、iDeCoに加入するかどうかについては、あくまでも任意となることがポイントです。

さらに、iDeCoは掛金が全額所得控除の対象となるため、所得税や住民税の負担が軽減されます。運用益も非課税で再投資され、受け取り時にも一定の税制優遇があります。

原則として60歳までは積み立てた資金を引き出せませんが、60歳以降に一時金や年金として受け取れます。

老後資金を効率的に準備したい方や税制優遇を活用したい方にとって、非常に魅力的な制度です。

NISA

NISAとは、日本政府が国民の資産形成を支援するために設けた投資の非課税制度です。

通常、投資で得た利益には約20%の税金がかかりますが、NISAの枠内で得た運用益には税金がかからないため、効率的に資産を増やせます。

NISAでは国内株式や海外株式に加え、投資商品などの投資先を選択できます。さらに、月額100円からといった少額投資にも対応していることから、10万円を元手に少額から投資を初めてみたい方にもぴったりの制度です。

なお、これまでのNISAでは一般NISAの年間投資枠が120万円(非課税期間:5年間)、つみたてNISAの年間投資枠が40万円(非課税期間:20年間)と定められおり、2つを併用することはできませんでした。

しかし、2024年1月に制度変更が行われ、以下の「つみたて投資枠」「成長投資枠」を併用可能となりました。

つみたて投資枠成長投資枠
非課税保有期間無制限無制限
制度(口座開設期間)恒久化恒久化
年間投資枠120万円240万円
非課税保有限度額(総枠)1,800万円1,800万円1,200万円(内数)
投資対象商品長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託上場株式・投資信託など
対象年齢18歳以上18歳以上

参考:金融庁「NISAを知る

運用期間が無制限になったことに加え、つみたて投資枠と成長投資枠を併用できるようになったため、年間に投資できる金額は最大で360万円です。

投資初心者が少額から始める場合は、投資信託に投資可能なつみたて投資枠がおすすめです。

元手10万円から始めるおすすめの投資方法6選

元手10万円から始めるおすすめの投資方法6選

投資には大金が必要で、元手10万円からでは始めにくいと考えている方も多いでしょう。

しかし、元手10万円であっても、始められる投資方法では、元手10万円から始めるおすすめの投資方法を6つ紹介します。投資方法によって、特徴やリスク、リターンなどが異なるため、一つひとつ詳しく解説します。

不動産クラウドファンディング

不動産クラウドファンディングは、事業運営者がインターネットを通じて投資家に出資を募り、集めた資金を元手に不動産を購入して運営することで、得られた利益を投資家に分配する仕組みです。

現物不動産投資の場合、初期投資として高額な費用が必要になりますが、不動産クラウドファンディングなら、少額から不動産投資を始められます。

不動産クラウドファンディングは複数の投資家が出資し、一つのファンドを運用していく形となるため、現物不動産投資のようなまとまった資金がなくても始められるのです。

たとえば、1口1万円などの少額で始められるファンドもあり、元手が10万円あれば余裕をもって始められます。

また、利回りは3%のものから、高いものであれば5%を超えるものがあり、長期的に運用していくことで効率的に資産を増やせます。

また、不動産クラウドファンディングは「優先劣後方式」が導入されていることが多く、もしファンドの運用で損失が出ても、決まった割合までは優先的に元本の償還を受けられることも特徴です。

投資家を守る仕組みが導入されている点も投資初心者におすすめできるポイントです。

なお、優先劣後方式については以下の記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

参考記事:不動産クラウドファンディングで元本割れは起こる?原因や具体例や解説

株式投資

そもそも株式とは、企業が事業資金を調達するために発行する証券です。

投資家は株式を購入することで出資者となり、企業の資本の一部を保有する形となります。

株式投資には「株式の売却による売却益」と「株式の保有による分配金」という2つの利益の得方があります。

「株式の売却による売却益」とは、株式会社が発行する株式を投資家が購入し、株価変動によって得られる売却益を利益とする方法です。

一方、株式を保有しているだけで、企業から株主に対して分配金が出されることもあり、こちらが「株式の保有による分配金」となります。

そのほか、企業が株主に対して品物やサービスを提供する「株主優待」を受けられることもあります。

ただし、通常、企業の株式を購入するには100株単位となるため、株価が3,000円の企業に出資する場合は30万円を用意しなければなりません。

10万円を元手として株式投資を始める場合、選べる出資先が限られるため、単元未満株やミニ株などを検討するのがおすすめです。

  • 単元未満株:売買できる最低単位が1株から
  • ミニ株:売買できる最低単位10株から

ただし、株式投資で売却益を得るためには、投資先の見極めや株価チェックが欠かせません。そのため、本業が忙しい方や手間がかかりにくい投資をしたい方には不向きでしょう。

投資信託

投資信託は、投資家から集めた資金を一つにまとめて、投資のプロであるファンドマネージャーが管理・運用していく方法です。

ファンドマネージャーが株式や債券などに投資・運用し、出資金に応じて得られた利益が投資家に分配されます。

投資信託は一つのファンドにさまざまな投資先が含まれるため、自然と分散投資ができることや、ファンドマネージャーが運用してくれるため、投資初心者の方でリスクを抑えつつ投資を始めたい方におすすめです。

さらに、1口100円ほどの少額から出資可能であるため、10万円の元手があれば余裕を持って始められます。

期待できる平均利回りは3〜11%と幅広い傾向にあり、平均利回りが高い商品はリスクも高い傾向にあります。

ただし、ファンドマネージャーに運用を一任するため、信託手数料などの手数料がかかること、株式投資のようなタイムリーな取引には不向きであるといった点には注意しましょう。

ETF

ETFは「Exchange Traded Funds」の各単語の頭文字を取ったものであり、日本語では「上場投資信託」という意味になります。

投資信託もETFも、投資家から集めた資金を元手に、ファンドマネージャーが運用するという点は同じです。

しかし、投資信託とETFでは以下のような違いがあります。

投資信託ETF
上場していないしている
販売会社取扱い証券会社、銀行など証券会社
取引価格1日1回算出される基準価額市場価格
取引可能時間販売会社が決める時間取引所立会時間(リアルタイム)
発注方法成行/指値はできない成行/指値ができる
購入時手数料かからないものが多いかかる
信託報酬ETFより高い場合が多いインデックスファンドより安い場合が多い
最低購入金額100円から取引価格×1取引単位通常は1万円~10万円程度
分配金の自動再投資ありなし※

参考:タマルWeb「投資信託とETFはどう違う?それぞれおすすめの人は?

ETFは日経平均株価などの株式指数と連動するように運用されていることや、株式と同様にリアルタイムの売買ができることなどが一般的な投資信託との大きな違いです。

多くのETFは数千円~数万円の資金で購入できるため、10万円からでも始めやすい投資方法であるといえます。

個人向け国債

そもそも国債とは、国が資金を調達するために発行する債券のことです。

個人向け国債とは、日本政府が個人投資家向けに発行する国債のことで、安全性が高く、少額から購入できる金融商品を指します。

個人向け国債には、「固定金利型」と「変動金利型」の2つのタイプがあります。

固定金利型は満期まで一定の利率が保証されるのに対し、変動金利型は市場金利の変動に応じて利率が変わるため、将来的な金利上昇の恩恵を受けることができます。

いずれの場合も、元本保証があるため、購入時に預けた金額が減る心配はありません。

ただし、元本が保証されていてリスクが少ない分、金利が低いため大きなリターンは期待できないこと、投資先の国が経済破綻すれば資産を失う可能性があるといった注意点もあります。

なお、購入金額は最低1万円から始められ、満期は3年、5年、10年など複数の選択肢があります。

途中解約も可能で、急な資金需要が生じた場合でも比較的柔軟に対応できるため、安定した資産運用を目指す人やリスクを抑えたい人に適した方法です。

仮想通貨

仮想通貨とは、インターネット上の取引や決済に利用されるデジタル通貨の一種で、現物の硬貨や紙幣のような形のない通貨です。

代表的な仮想通貨として、ビットコイン(Bitcoin)やイーサリアム(Ethereum)などが挙げられます。

保有している仮想通貨が購入価格よりも値上がりしたタイミングで売却することで、利益を得る投資方法であり、数百円からの少額投資が可能です。

また、24時間365日いつでも取引可能であり、リアルタイムな取引がしたい方におすすめです。

しかし、価格変動が激しいため、短期間で大きなリターンが期待できる反面、大きな損失を受けることも少なくありません。

元手10万円からでも始められる投資方法の一つですが、リスクが高いことも理解したうえで始めるようにしましょう。

元手10万円から100万円になるまでのシミュレーション

元手10万円から100万円になるまでのシミュレーション

10万円を元手に資産運用を始めるうえで、目標に達するまでに何年かかるのか、目指すべき利回りはどのくらいなのかなどを把握しておくことが大切です。

ここでは、元手10万円から投資を行う際、100万円になるまでにかかる年数を一括投資と積立投資に分けてシミュレーションします。

元手10万円を一括投資して100万円になるまでの年数

元手10万円を一括投資し、利回り3%、5%、7%でそれぞれ運用した場合、100万円に達するまでにかかる年数は以下のとおりです。

運用利回り(年)100万円に達するまでにかかる年数
3.0%76年11ヶ月
5.0%46年2ヶ月
7.0%33年
10.0%23年2ヶ月

参考:アセットマネジメントOne「資産運用かんたんシミュレーション

元手10万円から追加費用を出さずに運用するなら、利回り7.0%で運用しても33年かかります。

個人投資家が資産運用の利回り目標として設定すべきは5%と言われており、それ以上の利回りを狙うならある程度のリスクを想定しておかなければなりません。

そのため、元手10万円の一括投資で100万円を目指すのは、かなりの年数がかかるといえるでしょう。

元手10万円から毎月1万円を積み立てたときに100万円になるまでの年数

次に、元手10万円から毎月1万円を積み立てたときに100万円になるまでの年数を見ていきましょう。

運用利回り(年)100万円に達するまでにかかる年数
3.0%6年8ヶ月
5.0%6年2ヶ月
7.0%5年10ヶ月
10.0%5年4ヶ月

参考:アセットマネジメントOne「資産運用かんたんシミュレーション

元手10万円から毎月1万円を追加投資して運用を行うと、運用利回り5%で6年2ヶ月後に資産が100万円に到達します。

追加費用を出さない場合と比較して、100万円に達するまでの期間が大幅に短縮されるため、短期間でリスクを抑えつつ100万円を目指すなら、積極的に追加投資を行うのがおすすめです。

元手10万円から始める投資で利益を出すポイント

元手10万円から始める投資で利益を出すポイント

多額の資金を用意できなくても、ポイントを押さえて運用すれば、元手10万円からでも投資で利益を得られる可能性があります。

ここでは、元手10万円から始める投資で利益を出すポイントを解説します。

中長期で投資を行う

元手10万円から利益を出すためには、中長期の視点で投資を行うことが重要です。

短期的な値動きに左右されず、時間をかけて資産を育てることで、リスクを軽減しつつ安定したリターンを目指せます。

とくに中長期的な投資を行うときは、「複利効果」を活用していくことが大切です。

複利効果とは、運用で得た収益を当初の元本にプラスして再投資することです。運用期間が長くなるほど利益が雪だるま式に増えていきます。

たとえば、追加投資を行わず、元本のまま運用を行う「単利運用」で利回り5%で運用した場合、10万円を一括投資して年利5%で運用すると10年後に約50,000円の利益となり、元利合計は15万円となります。

一方、10万円を一括投資し、10年間利回り5%で複利運用した場合、約63,000円の利益となり、元利合計は16万3千円です。

このように、同じ投資金額、期間、利回りでも、複利運用を行う方が効率的に資産を増やせることがわかります。

10万円を元本として投資を行うときは、中長期的な視点で複利運用を行うことで、損失のリスクを抑えながら運用できます。

分散投資を行う

10万円を投資するうえで、分散投資を行うことは、リスクを抑えつつ利益を狙うポイントの一つです。

特定の資産や銘柄だけに集中して投資すると、一つの投資先が暴落して大きな損失を被る可能性があります。

しかし、投資方法や分野、時間などを分散して投資を行うことで、リスクを軽減できます。

たとえば、株式だけでなく債券や投資信託にも資金を分けることで、異なる市場環境でもバランスを保つことができます。

元手が10万円と限られていても、分散投資の考え方を活用することで安定した運用が期待できるのです。

積立投資を行う

10万円を投資するうえで、積立投資を行うことも大切なポイントです。

一度に全額を投資するのではなく、相場が高いときも安いときも定期的に一定額を投資することで、購入価格を平均化する「ドルコスト平均法」の効果を得られて価格のブレを抑えられます。

また、決まったタイミングで一定額を購入するよう決めておくと、値動きを気にする必要もなくなります。

とくに投資初心者のうちは、投資のタイミングなどを判断するのがむずかしいため、リスクを抑えつつ利益を積み上げられるつみたて投資を活用するのがおすすめです。

10万円を元手に投資するときの注意点

10万円を元手に投資するときの注意点

投資はポイントを押さえて運用すればリターンを期待できる反面、同時にリスクを伴います。

元手10万円で投資を始める際、資産が増えないばかりか、元本割れになる可能性もゼロではありません。

そこで、できるだけリスクを抑えるために、10万円を元手に投資を行うときの注意点を解説します。

余剰資金で投資を行う

元手10万円で投資を始める際は、生活に必要な資金とは別の余剰資金を使うことが大切です。

投資には必ずリスクが伴い、損失が発生する可能性もあります。

そのため、生活費や緊急時のための貯蓄を投資に使ってしまうと、損失が出たときに生活に困ることになりかねません。

そこで、普段の生活にかかるお金と万が一のための生活防衛費を確保したうえで、余剰資金を投資に回すようにしましょう。

余剰資金であれば、仮に損失が発生しても生活に支障をきたすことはなく、精神的な負担を軽減することにもつながります。

リスクがあることを理解しておく

投資は利益を得られる可能性がある一方で、資産が減少するリスクも存在します。

一般的にリスクが少ないと言われる投資方法でも、必ずリスクが伴うことを理解しておくことが重要です。

また、リスクを完全に避けることはできませんが、投資対象や方法を慎重に選ぶことでリスクを軽減することが可能です。

期待するリターンだけに注目するのではなく、リスクを許容席るのか冷静に判断したうえで、計画的な運用を心がけましょう。

簡単に儲かる投資は危ないと認識しておく

「必ず儲かる」「短期間で資産が増える」といった宣伝文句に惑わされないことも大切です。

簡単に利益を得られるとうたわれる投資商品には、詐欺や高リスク商品が含まれていることも少なくありません。

リスクとリターンは比例し、高いリターンが期待できる投資方法で、リスクの低い方法はないからです。

とくに元手10万円は投資の世界では高い投資額ではないため、大きな利益を狙いすぎると資産を失う危険性が高まります。

知り合いや友人に勧められたり、SNSで勧誘を受けたりしたからといって、仕組みがよくわからない、簡単に儲かるなどの甘い話には乗らないようにしましょう。

まとめ

まとめ

今回は、元手10万円から始める投資方法について解説しました。

10万円の元手があれば、さまざまな投資方法の選択肢があり、適切に運用していくことでリターンが期待できます。

単に10万円を銀行に預けておくだけでは資産を増やすことはできないため、積極的な運用を心掛けてください。

また、10万円を元手に、低リスクである程度のリターンを期待するなら、不動産クラウドファンディングがおすすめです。

1万円程度の少額から出資可能であり、運用は事業者に一任できるため、投資初心者でも始めやすいことがポイントです。

なお、不動産クラウドファンディングを始めるなら、首都圏の中古物件に特化したエキスパート集団が管理・運用する「不動産BANK」がおすすめです。1口1万円から投資可能で、利回り6%という高いリターンを期待できます。

今回の記事を参考に、10万円から始める投資方法を検討してみてください。

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