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投資コラム

投資の関心度・情報収集に関する実態調査!投資の情報収集をする人は約3割

投資の関心度・情報収集に関する実態調査!投資の情報収集をする人は約3割

老後資金2,000万円問題など、将来のお金に対する不安は尽きないもの。投資は有効な資産形成の手段のひとつですが、多くの人にとってハードルが高いのも事実です。投資に対するリアルな意識や行動の実態はどうなっているのでしょうか […]

老後資金2,000万円問題など、将来のお金に対する不安は尽きないもの。投資は有効な資産形成の手段のひとつですが、多くの人にとってハードルが高いのも事実です。投資に対するリアルな意識や行動の実態はどうなっているのでしょうか? 

今回、不動産BANKを運営する株式会社ファミリーコーポレーションでは、投資に対する関心度や情報収集の実態、投資商品に求めるものについて20歳から70歳の男女1,000人に調査を行いました。

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【投資の関心度・情報収集に関する調査】

調査期間:2024年10月7日

調査方法:WEB調査を実施

調査対象:全国20~70歳の男女

有効回答数:1,000名

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「投資にはまったく興味・関心はない」と回答した人は約4割。一方、投資に関心を持ち情報収集をすると回答した人は約3割

「投資にはまったく興味・関心はない」と回答した人は約4割。一方、投資に関心を持ち情報収集をすると回答した人は約3割

投資への関心度を聞いたところ「投資にはまったく興味・関心はない」と答えた人が39.4%ともっとも多く、約4割の人が投資にまったく関心を持っていない結果に。

「投資にはあまり関心は強くなく、自分から進んで情報収集することは少ない(15.7%)」と回答した人と合わせると55.1%となり、回答者の過半数が投資に対して消極的であることが伺えます。

一方「とても関心があり、積極的に情報収集している」と回答した人は12.4%、「それなりに関心があり、それなりに情報収集している」と回答した人は14.2%でした。合計すると26.6%となり、約4人に1人が関心をもって投資について情報収集をしていることがわかりました。

また「ふつうの関心度で、気になる情報があれば調べる程度」は18.3%と、関心はそれほど高くなくても情報収集をする人も一定数存在するようです。

投資への関心がもっとも高い年代は30代。年代が上がるにつれて投資への関心が低下

投資への関心がもっとも高い年代は30代。年代が上がるにつれて投資への関心が低下

投資への関心度を年代別でみてみると、もっとも高いのは30代で「とても関心があり、積極的に情報収集している」と回答した人が17.5%と最多でした。

結婚や出産、住宅購入などライフイベントが集中する時期であり、将来に向けた資産形成の必要性を強く認識している人が多いのかもしれません。

一方、年代が上がるにつれて投資への関心は低下する傾向にあります。

とくに60代以上は「自分から情報収集することは少ない」と答えた人が24.0%と、ほかの年代に比べてインターネットでの情報収集に慣れていない人も多く、情報収集に消極的になっている可能性が考えられます。

「ふつうの関心度で、気になる情報があれば調べる程度だ」と回答した人の割合は、年代による大きな差は見られませんでした。投資に一定の関心は持ちつつも、積極的に情報収集を行ってはいない層がどの年代でも存在することがわかります。

高年収層ほど投資への関心が高い傾向に

高年収層ほど投資への関心が高い傾向に

投資への関心を世帯年収別にみてみると、高収入層ほど、投資への関心が高い傾向が見られました。とくに200万円未満の層では「投資にまったく興味・関心がない」と回答した人が過半数を占めており、投資への関心が低い傾向にあります。生活費の負担が大きく、投資は優先順位が低いのかもしれません。

一方、世帯年収900万円以上の層では投資への関心が高まり「積極的に情報収集している」人の割合が増加します。なかでも世帯年収1,800万~2,000万円未満の層では「とても関心がある」と回答した人が40%ともっとも高くなりました。

資金に余裕があり、資産運用や節税対策などの関心が高くなるのではないでしょうか。

しかし、世帯年収が高いほど、投資への関心が高くなるわけではありません。

世帯年収2,000万円以上の層は「まったく興味・関心がない」人の割合が増加しています。すでに十分な資産を築いており、積極的な投資の必要性を感じていない、あるいは専門家への委託など、自身で情報収集を行う必要がないのかもしれません。

情報収集の手段はGoogle検索やYouTube、Web上の記事などインターネットが中心

情報収集の手段はGoogle検索やYouTube、Web上の記事などインターネットが中心

投資に関する情報収集の手段を聞いたところ、もっとも利用されているのは「Google検索・Yahoo検索などの検索エンジン」で、64.8%と過半数を占めています。

次に「YouTubeなどの動画視聴(35.0%)」、「Webを中心とした投資ニュースや投資コラム(27.8%)」と続き、インターネット経由の情報収集が主流です。

そのほか、「金融機関や証券会社のレポート(22.1%)」や「本・書籍(21.6%)」、「新聞・雑誌(17.4%)」なども利用されています。

一方、「勉強会・セミナーへの参加(8.7%)」は少数派にとどまりました。

Google検索や動画視聴などインターネットの依存度が高い一方で、レポートや書籍、新聞・雑誌といった従来の情報源にも一定の需要があることがわかります。

20~30代はSNSを使って情報収集をする人も。一方、60代以上は新聞や金融機関のレポートなど信頼性の高い情報源を重視する傾向

20~30代はSNSを使って情報収集をする人も。一方、60代以上は新聞や金融機関のレポートなど信頼性の高い情報源を重視する傾向

投資に関する情報収集の手段を年代別にみてみると、全年代でもっとも利用されているのはGoogleやYahoo!などの検索エンジンで、20~50代では60%を超えています。60代以上でも50%以上の人が利用しており、どの世代でも主要な情報源となっています。

注目すべきは、20~30代でX(旧Twitter)やFacebookなどのSNSの利用が2割を超えている点です。リアルタイムな情報や個人の見解に触れられるSNSは、若年層にとって重要な情報源となっているようです。

また、30代では「本・書籍」の利用が30%を超えており、ほかの年代と比べて高い傾向にあります。投資の基礎知識を固めたい、じっくりと体系的に学びたいという30代の学習意欲の高さが伺えます。

60代以上になるとインターネット以外の情報源の利用が増加しており「金融機関・証券会社のレポート」や「新聞・雑誌」の割合がほかの年代と比べて突出しています。信頼性の高い情報源を重視する傾向が見て取れます。

投資の情報収集をする理由は「老後資金の確保」と「貯蓄の有効活用」が最多

投資の情報収集をする理由は「老後資金の確保」と「貯蓄の有効活用」が最多

投資の情報収集をする理由として、もっとも多かった回答は「老後の資金を確保するための事前準備として取り組んでいる」で44.5%でした。

次に「貯金・余剰資金の有効な活用方法を探しているから(28.3%)」、「貯金・余剰資金の有効な活用方法を探しているから(26.3%)」と続き、将来への備えや資産運用を目的とした堅実な理由が目立ちます。

一方で「特に大きな理由・目標はないが、投資に関する知識やスキルを向上させたいから(25.4%)」や、「お金持ちになりたいから(20.7%)」など、漠然とした興味関心から情報収集する人も一定数いることがわかります。

また「今すぐ投資を始めるわけではないが、いつか役立つ・いつか始めたいと考えているから(11.8%)」や「いずれFIREなど、不労所得のみで生活することを目指したいから(8.2%)」と答えた人は10%前後と少数でした。

全体として、明確な目的意識を持って情報収集に取り組む人はそれほど多くはないようです。「なんとなく将来が不安」といった漠然とした理由で情報収集を始めている人が多いのかもしれません。

投資先・投資商品に求めるもの・重視するものは「年利・利回りの良さ(59.2%)」が最多

投資先・投資商品に求めるもの・重視するものは「年利・利回りの良さ(59.2%)」が最多

投資先・投資商品に求めるものは「年利・利回りの良さ」が59.2%ともっとも高く、過半数を占めました。

次に重視されているのは「信頼性の高さ(48.6%)」、そして「手軽さ(43.4%)」です。収益性だけでなく、投資先への信頼感や運用のしやすさも重要視されていることがわかります。

一方で「社会貢献性(8.2%)」や「面白さなど、自分の趣味・趣向とマッチしているかどうか(14.3%)」と答えた人の割合は低くなっています。投資においては、やはり収益性や信頼性が優先される傾向にあるようです。

年利・利回りは5%を期待する人が多数。10%以上の高利回りに期待する人も一定数存在

年利・利回りは5%を期待する人が多数。10%以上の高利回りに期待する人も一定数存在

期待する投資の利回りは「年利5%以上」が32.3%でもっとも多く、次に「年利3%以上」は19.9%、「年利4%以上」は13.2%でした。年利3~5%を期待する人が多数いることが分かりました。

「年利10%以上(10.5%)」や「年利7%以上(8.3%)」など、より高い利回りを期待する層も一定数存在しているものの、「年利15%以上(1.1%)」、「年利20%以上(3.4%)」と過度な高利回りを求める人は少数派でした。

現実的に実現可能な範囲で、高い利回りを期待する投資家が多いのかもしれません。

年利5%で資産運用をする方法や、資産のシミュレーションはこちらからご覧いただけます。

ぜひ参考にご覧ください。

投資の関心度・情報収集に関するアンケートまとめ

今回は、投資への関心度や情報収集の実態、投資商品に求めるものなどについて、アンケート結果を紹介しました。

投資に全く関心がない人は約4割いる一方で、約4人に1人は積極的に情報収集を行うなど、投資への関心が高い層も存在することがわかりました。特に30代は投資への関心がもっとも高く、老後資金の準備や資産運用の必要性を意識している様子がうかがえます。

情報収集の手段としてはインターネットが主流ですが、60代以上は新聞やレポートといった従来の情報源を重視する傾向も明らかになりました。

今回の調査結果を参考に、ご自身のライフステージや投資スタイルに合った情報収集を行い、投資への理解を深めてみてはいかがでしょうか。

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