不労所得で月5万円稼ぐおすすめの方法を紹介します。不労所得を目指す前に知っておくべきコツや注意点なども解説するので、実際に動き出す前にぜひ本記事をチェックしてみてください。
不労所得とは、働かなくても得られるお金のことです。月5万円程度でも不労所得があれば、生活の質は大きく変わります。しかし、「不労所得を得るにはどのような方法があるのか」「不労所得をつくるためのコツはないのか」など、さまざまな疑問を抱えている人も多いのではないでしょうか。
本記事では、不労所得で月5万円稼ぐおすすめの方法を紹介します。ポートフォリオの作り方や不労所得を目指す前に知っておくべきコツなども解説するので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
なお、おすすめの投資として不動産クラウドファンディングを紹介しています。
不動産クラウドファンディングは年利6%ほどで、運用の手間がほぼかからないのが特徴。こちらも非常に良い投資先なので、ぜひ検討してみてください。
目次
不労所得で月5万円を得ることは現実的に可能
前提として、不労所得で月5万円を得ることは現実的に可能です。一定の資金力は求められるものの、一般的な会社員でも達成できる可能性は十分あります。
例えば、投資で月5万円・年60万円の不労所得を目指すとしましょう。運用利回りを1~7%と仮定すると、必要な投資金額は以下のとおりです。
利回り | 投資金額 |
1% | 6,000万円 |
2% | 3,000万円 |
3% | 2,000万円 |
5% | 1,200万円 |
6% | 1,000万円 |
7% | 約850万円 |
投資初心者であっても、年5%程度であれば無理なく狙うことができます。つまり、1,200万円の資金があれば、月5万円の不労所得を得られる計算です。もちろん、ある程度リスクをとって積極的に運用すれば、資金が1,000万円以下でも月5万円の不労所得は射程圏内に入ってきます。
月5万円の不労所得を投資で稼ぐための方法
次に、月5万円の不労所得を稼ぐための方法を紹介します。それぞれに異なる特徴があるので、自身の運用方針にあわせて適切に選択しましょう。
不動産クラウドファンディング
まずは、不動産クラウドファンディングで月5万円の不労収入を目指す方法を見ていきましょう。
不動産クラウドファンディングとは、インターネット上で投資家から集めた資金をもとに、事業者が不動産の取得・運用を行う投資方法です。投資家には、出資額に応じて収益の一部が配分されます。
不動産クラウドファンディングで期待できる利回りの目安は6%程度です。やり方次第ではありますが、比較的高い利回りを見込める投資方法といえるでしょう。仮に利回り6%で運用できた場合、1,000万円の資金を投じれば年60万円・月5万円の利益を獲得できます。
また、不動産クラウドファンディングは不動産を投資対象としていながら、物件を管理する必要がありません。物件の取得に関する契約手続きや入居者とのやり取り、建物の維持・修繕などをすべて事業者に任せられます。投資家が出資後にやるべきことは、分配金を受け取り、運用成績をチェックする程度です。
また、少額投資ができる点も不動産クラウドファンディングの特徴といえます。サービスによっては1万円から出資できるため、まずは少額で資産運用に慣れることから始めたい人は積極的に利用してみてください。
不動産クラウドファンディングサービスは数多く存在しますが、投資初心者には不動産BANKがおすすめです。資産価値が落ちにくく、安定した収益が見込める中古不動産を取り扱っており、年6%の高利回りを実現しています。気になる方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。
不動産投資
不動産投資は土地や建物などを購入し、貸し出すことで賃料を得る投資方法です。不動産の売買による売却益を狙うこともできますが、基本的には家賃収入が主な収入源になります。
不動産投資の対象は、一棟マンション・区分マンション・戸建などさまざまです。どれを運用するかによっても利回りは異なりますが、目安としては5%程度と考えておくとよいでしょう。利回り5%で運用できた場合、1,200万円の資金があれば年60万円・月5万円の不労所得が見込めます。
なお、家賃は景気の影響を受けにくい性質があり、基本的に大きな価格変動はありません。そのため、不動産投資では、長期的かつ安定的な不労所得を期待できるでしょう。長く続ければ老後の収入源にもなるほか、次の世代へ相続することもできます。
不動産投資は家賃収入による利益だけでなく、節税効果を期待できる点も特徴のひとつです。不動産投資で生じた赤字は本業で得た給与の黒字と相殺できるため、課税所得を減らし、所得税・住民税の負担を抑えられます。また、物件の取得費用は複数年にわたって経費計上が認められるため、実際には費用が発生していない年でも所得を大きく減らすことが可能です。
ただし、不労所得を目指すのであれば、手数料を支払って、物件の維持管理を不動産会社に委託する必要があります。管理委託をおこなえば、トラブルが起きた場合などを除いて、所有者が手をかけることはほとんどありません。通常時にやるべきことは、不動産会社から提出される報告書を確認し、運用状況を把握しておく程度です。
投資信託
投資信託でも、月5万円の不労所得は狙えます。投資信託とは、投資家からの出資をひとつにまとめ、投資の専門家が株式や債券などを運用する金融商品のことです。投資家には、投資信託の保有量に応じて分配金が付与されます。
投資信託にはさまざまな銘柄が存在しますが、それぞれリスクとリターンは大きく異なります。よって、利回りを一律に示すことは難しいものの、初心者であれば4%程度を想定しておくとよいでしょう。4%の利回りを達成できれば、1,500万円の資金で年60万円・月5万円の不労所得を得られます。
投資信託のメリットは、資産運用を専門家に任せられる点です。銘柄選びは慎重に行う必要がありますが、一度購入してしまえば、あとはほとんど手をかけなくても分配金を受け取れます。
また、証券会社によっては、投資信託を100円で購入することが可能です。いきなり多額の資金を投じることに抵抗がある場合は、投資信託への少額投資で、資産運用に慣れることから始めてみてください。
さらに、投資信託は分散投資がしやすい点も特徴のひとつといえるでしょう。各銘柄は複数の投資対象で構成されているため、1つの銘柄を購入するだけで自動的に資産が分散され、損失のリスクを抑えられます。
ただし、投資信託では、専門家に運用を一任するための手数料がかかる点には注意してください。信託報酬と呼ばれるもので、投資信託を保有している限り、保有量の0.5~2%程度を支払い続けなければなりません。
株式投資
株式投資も、不労所得を得るための代表的な方法といえます。株式投資とは、資金調達のために企業が発行する株式を取引して、利益を狙う手法のことです。株式投資で得られる利益には、インカムゲインとキャピタルゲインの2種類があります。
株式投資におけるインカムゲインは、配当金のことです。株主には出資比率に応じて企業利益の一部を受け取る権利があり、年に1~2回程度、指定口座にお金が振り込まれます。配当金の利回りは購入する銘柄によって差がありますが、大企業が多い東京証券取引所のプライム市場では平均2%程度です。配当金は株式を保有しているだけでお金が入ってくるため不労所得のひとつといえますが、月5万円を目指すには利回りが少し小さいかもしれません。
キャピタルゲインとは、株式の売買差益のことです。株価が安いときに買い、高くなったタイミングで売ればその差額が利益になります。しかし、キャピタルゲインを得るためには、株式の価格をチェックしたり、売買のタイミングを見計らったりする手間がかかるため、不労所得を目指す人には向いていないでしょう。
なお、株式投資を始めるには、ある程度まとまった資金が必要です。株式は原則100株単位で取引されるため、1株1万円の銘柄を購入する場合でも100万円を用意しなければなりません。
できるだけ元手を小さく始めたいのであれば、単元未満株の購入を検討してみてください。単元未満株なら1株単位で購入でき、通常の株式同様に配当金も受け取れます。ただし、証券会社によっては、単元未満株の取り扱いがないケースもあるため注意してください。
FX
月5万円の不労所得を稼ぐ方法のひとつに、FXもあげられます。FXとは、世界各国の通貨を取引することで利益を狙う投資手法のことです。FXで得られる利益には、株式投資と同様に、インカムゲインとキャピタルゲインの2種類があります。
FXにおけるインカムゲインとは、スワップポイント(金利差)のことです。FXは、2か国の通貨をペアで取引する仕組みになっています。そして、通貨ペアを保有している限り、通貨間の金利差をほぼ毎日受け取ることが可能です。一度、通貨ペアを保有してしまえば、あとは自動的にスワップポイントがたまっていくため、不労所得を目指したい人はうまく利用してみてください。
キャピタルゲインとは、売買差益のことです。安く買って高く売れば、差額を利益として受け取れます。FXの場合は、「売り」から始められる点も特徴といえるでしょう。価格が高いときに売って、安くなったときに買い戻すことでも利益が生じます。ただし、キャピタルゲインを得るには基本的に取引を繰り返さなければならず、価格のチェックなどが逐一必要になるため不労所得とはいえません。
なお、FXでは、レバレッジを効かせた取引ができることも覚えておきましょう。自己資金の最大25倍までのお金を動かせるようになるため、資金力が乏しくても、月5万円の不労所得を得られるかもしれません。しかし、その分、損失のリスクが高くなる点には注意が必要です。最悪の場合、投資資金をすべて失ってしまう可能性もあります。
月5万円の不労所得は投資以外でも目指せる
ここからは、投資以外で月5万円の不労所得を生み出す方法を紹介します。自分にあった方法で取り組めば、資金力が乏しくても月5万円を得ることは可能です。参考にしてみてください。
ブログなどのアフィリエイト
アフィリエイトであれば、ほとんど初期費用をかけることなく、月5万円の不労所得を狙えます。
アフィリエイトとは、インターネットを利用した成果報酬型広告のことです。自ら制作したWebサービスなどに企業の広告を掲載し、閲覧されたり、クリックされたりすると、あらかじめ定められた報酬が手に入ります。
アフィリエイトを利用して稼ぐ具体的な方法としては、Webサイトやブログの運営、YouTubeなどのSNS運用があげられるでしょう。基本的には、どの方法でも初期費用はほとんどかかりません。やり方次第では、一切お金をかけずに始めることも可能です。
ただし、アフィリエイトは最初の収益が発生するまでに大きな労力を要します。多くの人に利用してもらったり、見てもらったりするコンテンツを作らなければならず、場合によっては収益化に1年以上かかることもあるでしょう。また、完全に手放しで収益を上げ続けることは難しく、定期的なコンテンツの追加や更新作業も欠かせません。
本・楽曲・画像・イラストの販売
本や楽曲、画像、イラストなどの販売も、不労所得を得るための有効な方法といえるでしょう。いずれもオリジナルの作品を制作し、一度販売してしまえば、半永久的に収益をあげられます。
例えば、自ら手がけた本が売れた場合、印税を受け取ることが可能です。印税は販売価格の5~10%が目安とされています。仮に印税が5%とした場合、1,000円の著書が毎月1,000部売れると5万円の不労所得になる計算です。
最近では、電子書籍が一般化しつつあるほか、楽曲・画像・イラストを簡単に販売できるサービスも数多く存在します。経験やセンスが問われることもありますが、参入ハードルは比較的低いといえるでしょう。新しくなにかを作り出さなくても、趣味で撮っていた写真を出品するなど、工夫次第ではすぐに収益化できる可能性もあります。
駐車場経営
投資以外で月5万円の不労所得を目指すのであれば、駐車場経営も選択肢のひとつに入れておきましょう。駐車場経営とは、空いている土地をコインパーキングや月極駐車場などに整備し、貸し出すことで利用料を得る方法のことです。
駐車場経営では、清掃・設備点検・トラブル対応などの業務が発生しますが、手数料を支払えば、管理会社に委託できます。管理委託をおこなえば、基本的にオーナーが対応することはほとんどなくなるため、不労所得を得たい人にはぴったりです。
また、未舗装の土地を駐車場にするには、数百万円程度の初期費用が必要ですが、マンションやアパートを建てるよりは低コストといえます。さらに、老朽化の心配も少なく、災害の影響も比較的受けにくいため、安定した収益を期待できるでしょう。
ただし、土地を平面でしか利用できない駐車場経営では、マンションやアパートを建てるよりも、土地の利用効率が悪くなる点には注意が必要です。初期費用を抑えられる反面、立地条件などを慎重に見極めなければ、思うような収益を得られない可能性もあります。
コインランドリー経営
コインランドリー経営で、月5万円の不労所得を目指すのもひとつの方法です。
コインランドリー経営では、設備さえあればあとは機械が働いてくれるため、運用の手間がほとんどかかりません。定期的に発生する機器の修理やメンテナンスも事業者に委託しておけば、ほぼ手放しで安定した収益をあげられます。
また、収益性が高いことも、コインランドリー経営のメリットといえるでしょう。経営方法によっても変動しますが、10~20%程度は十分狙える範囲です。もともと所有している物件を活用し、初期費用を抑えられれば、さらに高い利回りも期待できるでしょう。
なお、コインランドリー経営が成功するかどうかは、立地が大きく影響します。そのため、競合の有無や周辺に居住する世帯の特徴などをリサーチしながら、慎重に開業場所を選定しましょう。
不労所得で月5万円を安定して得るためのポートフォリオの作り方
次に、不労所得で月5万円を安定して得るためのポートフォリオの作り方を紹介します。主に2つのポイントがあるので、詳しく見ていきましょう。
ハイリスク・ハイリターンの金融商品はできるだけ避ける
不労所得で月5万円を安定して得るためには、ハイリスク・ハイリターンの金融商品をできるだけ避けてポートフォリオを作ることが大切です。資産運用において、リスクとリターンは比例関係にあります。あまりにも大きいリターンを狙い過ぎると、損失も大きくなりやすく、安定感に欠けてしまうことを覚えておきましょう。
例えば、FXで高金利通貨を取引すれば、スワップポイントも多くなるため、数百万円程度の資金でも月5万円の不労所得を十分狙えます。しかし、スワップポイントは国の情勢などにより毎日変動するため、急にマイナスに転じる可能性も否定できません。また、高金利通貨は為替変動が激しく、レートが大きく下がると、いくらスワップポイントで稼いでも、結果的に資産が減ってしまうことがあります。
とはいえ、リスクを抑えすぎたポートフォリオでは、よほどの資産がない限り、月5万円の不労所得を得ることは難しいでしょう。そのため、ハイリスク・ハイリターンの商品とローリスク・ローリターンの商品を組み合わせるなど、リスクとリターンのバランスを適切に調整することが重要です。
複数の投資先で構成する
複数の投資先で構成することも、ポートフォリオを作る際のポイントといえます。資産を分散させておけば、いずれかで損失が生じても、ほかの投資先の利益でカバーできる可能性があるためです。特定の投資先に資金を集中させてしまうと、損失が生じたときのダメージも大きくなりやすいため注意してください。
例えば、株式投資を行うのであれば、国内外の株式で構成したり、さまざまな業種の株式で構成したりといった方法が考えられるでしょう。また、不動産クラウドファンディングを投資対象とする場合でも、できるだけ複数のファンドに資産を分けて出資することをおすすめします。
不労所得は、安定して利益を得られるからこそ意味のあるものです。分散投資によって、リスク回避を徹底しながら、長期的な利益を追求することを心掛けましょう。
月5万円の不労所得をつくる3つのメリット
月5万円の不労所得をつくるメリットは、主に以下のようなものがあげられます。
- 仕組みができれば半永久的に収入を得られる
- 生活が豊かになる
- 今の仕事にこだわる必要がなくなる
メリットを知ることはモチベーションの向上にもつながるので、ぜひ参考にしてみてください。
仕組みができれば半永久的に収入を得られる
月5万円の不労所得をつくるメリットのひとつに、仕組みさえできれば半永久的に収入を得られる点があげられます。不労所得は労働の対価ではなく、仕組み自体の働きによって得られるものです。そのため、仕組みを一度作ってしまえば、あとはほとんど手をかけなくても稼ぎ続けられます。
月給で働く会社員の場合、労働を辞めると基本的に収入は失われてしまいます。しかし、不労所得を得る仕組みを構築できていれば、一定期間労働しなくてもある程度の収入を確保することが可能です。
ただし、完全に手放しで稼ぎ続けられるわけではありません。定期的に運用状況を確認し、適宜手を加えていかなければ、不労所得がなくなってしまうことも十分考えられます。
生活が豊かになる
生活がより豊かになることも、不労所得で月5万円を稼ぐメリットといえるでしょう。ほとんど時間をかけずに5万円の収入が上乗せされるため、その分金銭的な余裕が生まれます。趣味に使えるお金が増えるほか、旅行や外食なども今以上に楽しめるはずです。
また、月5万円の不労所得を貯蓄や再投資に回すのも選択肢のひとつです。毎月5万円を将来のために使うことができれば、お金の不安も一気に軽減されるでしょう。
今の仕事にこだわる必要がなくなる
今の仕事にこだわる必要がなくなる点も、不労所得をつくるメリットのひとつです。本業以外で5万円の収入を確保できれば、職を失っても生活費をある程度補えます。
例えば、転職や独立を目指す際には再就職先を見つけたり、事業が軌道に乗ったりするまでの間、一時的に収入が途絶えるケースも少なくありません。しかし、月5万円あれば、貯金の切り崩しを最小限に抑えられます。また、給料が下がったり、リストラされたりするリスクにも備えることが可能です。
本業の給与への依存度をできるだけ下げたい人は、不労所得による新たな収入源の確保を検討してみてください。
不労所得で月5万円を得るためのポイント
ここからは、不労所得で月5万円を得るためのポイントを解説します。どれも難しいことではないので、積極的に実践してみてください。
少額から始める
不労所得で月5万円を得るためには、まず少額から始めることが大切です。初期費用をかけすぎると、損失が出たときのダメージも大きくなってしまいます。
例えば、不動産投資に手を出そうとすると、多くの場合、数百万~数千万円規模のローンを組まなくてはなりません。不動産経営がうまくいかなければ、多額の借金を抱え込むことも十分考えられるでしょう。
投資であれば不動産クラウドファンディングや投資信託、投資以外でもアフィリエイトなど、自己資金内で始められる方法は数多く存在します。少額からスタートし、慣れてきたころに規模を大きくしたり、ほかの方法にチャレンジしたりすることを心がけてください。
投資で得られた利益は再投資に回す
投資で不労所得を稼ぐ際は、利益を積極的に再投資することが重要です。なぜなら、複利効果による利益の増大が見込めるためです。
複利効果とは利益の再投資によって、利益が利益を生み出していく仕組みのこと。長く続ければ続けるほど、利益が雪だるま式に増えていきます。例えば、以下の条件で資産運用した場合のシミュレーションを単利と複利に分けて見てみましょう。
- 運用額:300万円
- 年利:3%
- 運用期間:10年
元利合計(単利) | 元利合計(複利) | |
1年目 | 3,090,000 | 3,090,000 |
2年目 | 3,180,000 | 3,182,700 |
3年目 | 3,270,000 | 3,278,181 |
4年目 | 3,360,000 | 3,376,526 |
5年目 | 3,450,000 | 3,477,822 |
6年目 | 3,540,000 | 3,582,157 |
7年目 | 3,630,000 | 3,689,622 |
8年目 | 3,720,000 | 3,800,310 |
9年目 | 3,810,000 | 3,914,320 |
10年目 | 3,900,000 | 4,031,749 |
利益を再投資に回さず運用する場合、毎年300万円×3%=9万円ずつ利益が発生する計算です。10年間運用しても、9万円×10年=90万の利益しか生まれません。
一方、利益を再投資に回して運用すれば、1年目の利益こそ9万円にとどまるものの、2年目以降は加速度的に利益が増大していきます。そして、10年後には初期投資300万円に対し、100万円以上の利益を得ることが可能です。
複利効果を最大限に発揮させるためにも、できるだけ早く着手し、長期的に運用することをおすすめします。
興味をもって取り組める方法を選択する
興味を持って取り組める方法を選択することも、不労所得を得るためのコツといえます。
稼ぐ仕組みの構築に着手してから、実際に不労所得が発生するまでには、大きな手間と時間を要するケースが一般的です。そのため、途中で投げ出してしまうことのないように、ある程度楽しみながら取り組める方法を選択することが重要になってきます。
興味をもてる分野が見つからない場合は、投資から始めるとよいでしょう。アフィリエイトや書籍販売などに比べると、すぐに利益が出やすいため、モチベーションを維持しやすいかもしれません。
不労所得を目指す前に知っておくべき注意点
最後に、不労所得を目指す前に知っておくべき注意点を紹介します。あとで後悔することのないように、一つひとつのポイントをしっかりと押さえておきましょう。
必要に応じて確定申告を行う
不労所得で利益が発生した場合、基本的には確定申告が必要です。不労所得には複数の種類がありますが、多くの場合、所得税と住民税の課税対象になります。
会社員なら不労所得が20万円を超えた場合に確定申告をして、税金を納めなければなりません。しかし、これは所得税に限ってのことであり、不労所得が20万円以下の場合でも一律10%の住民税は発生します。少しでも本業以外の収入が発生した場合は、市役所などで必ず住民税の申告をおこなってください。
自営業者の場合は金額にかかわらず、不労所得を確定申告時の所得に計上しなければなりません。
ただし、確定申告の要・不要は、個々の年収などによっても異なるため、詳しくは最寄りの税務署や役所の窓口などで確認しておくとよいでしょう。
税金の未納が判明した場合、延滞税や無申告加算税が課せられる可能性もあるため注意してください。
会社で副業が禁止されていないか確認する
不労所得を目指す際は、会社で副業が禁止されていないかを事前に確認しておきましょう。本・イラスト・画像の販売やアフィリエイトなどで稼ぐことは、副業にあたるケースがあるためです。
副業していることを隠そうとしても、利益が大きくなると税金は上がっていくため、給料明細を見た人にバレてしまう可能性があります。万が一、就業規則に反する行為が発覚すると、減給や降格といった処分を受けることもあるため十分注意してください。
ただし、投資は資産運用の一種であるため、基本的には副業に該当しません。会社で副業が認められていない場合は、投資で不労所得を得ることを検討してみてください。
月5万円の不労所得に関するよくある質問
最後に、月5万円の不労所得に関するよくある質問に回答します。同様の疑問を抱えている人は、ぜひチェックしてみてください。
将来的に不労所得だけで生活することもできる?
不労所得だけで生活することは、非常にハードルが高いといえます。
例えば、不労所得で月20万円を稼ぐには、年利5%で運用したとしても4,800万円の資金が必要です。アフィリエイトなどで一時的に稼げたとしても、安定した収益を継続して上げられる保証はどこにもありません。むしろ何十年も安定した不労所得を得られるとは考えず、収益が途絶えることも想定した対策を常に講じておく必要があります。
とはいえ、毎月の生活費は人それぞれ異なるため、不労所得だけで生活できるかどうかを一概に決めつけることはできません。割合は少ないものの、不労所得だけで生活費を稼いでいる人は実際に存在します。コツコツと資産運用に投じる金額を増やしたり、魅力的なコンテンツを作りこんだりしていけば、いずれ実現できる日が来るかもしれません。
不労所得を狙うのはやめとけといわれる理由は?
不労所得を狙うのはやめとけといわれる理由のひとつには、損失のリスクを抱えてしまう点があげられます。
上述のとおり不労所得を得る方法はいくつかありますが、いずれにしても確実に稼げるわけではありません。反対に、資産を減らしてしまう可能性も十分あります。例えば、株式を購入した直後に、株価が急落することもあるでしょう。駐車場経営を始めてみたものの、利用者が集まらず、経費だけがかさんでしまうケースも珍しくありません。
また、詐欺や悪質な情報教材が多いことも、不労所得が否定的に捉えられる原因になっています。楽して稼ぎたいという気持ちが前面に出てしまい、「必ず稼げる」「リスクゼロ」といった謳い文句に騙される人は後を絶ちません。
不労所得を狙うことは、今後の人生を大きく変えるチャンスとなる一方で、やめとけといわれるようなデメリットがあることも事実です。さまざまなリスクがともなうことを理解したうえで、リスクヘッジを徹底しながら、不労所得を目指していきましょう。
まとめ
月5万円の不労所得を目指すにあたっては、さまざまな方法が考えられます。それぞれ初期費用や、不労所得を得られるまでの期間などが異なるため、自身の資産状況や目的にあった方法を選択することが大切です。
これまで本業以外で稼いだ経験がない人は、まず少額からできることを始めてみましょう。失敗したときのダメージを最小限に抑えながら、不労所得を稼ぐ経験を積むことができます。少額でも利益を出せる方法はいくつかありますが、なかでも特におすすめしたいのは不動産クラウドファンディングです。
不動産クラウドファンディングなら、1万円程度から気軽に始められます。さらに、出資後は何もしなくても自動的に分配金が入ってくるため、不労所得を目指している人にはぴったりの方法といえるでしょう。
不動産クラウドファンディングに少しでも興味がある場合は、ぜひ不動産BANKの公式サイトをチェックしてみてください。不動産BANKには、利回り6%以上のファンドが豊富にラインナップされています。口座開設から購入手続き、投資状況の確認までオンラインで簡単に済ませられるため、この機会に不労所得に向けた第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。