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投資コラム

不労所得で月10万円を狙える方法13選!注意点・いくら必要かも解説

不労所得で月10万円を狙える13の方法や手順、必要な資金などを解説します。不労所得を稼ぐ際のポイントや注意点についても解説します。

本業とは別に不労所得で月10万円を稼ぎたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

不労所得で月10万円稼ぐことができれば、精神的・経済的余裕を持てます。しかし、不労所得の選択肢は複数あるものの、月10万円を安定的に得るのは簡単ではありません。

そこで今回は、不労所得で月10万円を狙える13の方法や手順、必要な資金などを解説します。不労所得を稼ぐ際のポイントや注意点についても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

本サイトでは、不労所得についての記事を複数作成し、以下にまとめております

▶利回り5%での不労所得シミュレーション

※ 目標の不労所得額をクリックすると、詳細記事に飛びます。

不労所得(月)不労所得(年間)必要な資金
月5万円60万円1,200万円
月10万円120万円2,400万円
月20万円240万円4,800万円
月50万円600万円1.2億円

不労所得だけで生活する記事はこちらから

目次

不労所得とは?

「不労所得」とは、文字通り「労せずして得られる所得」であり、具体的には自分が働かなくても得られる所得のことを指します。

たとえば、不動産投資による家賃収入やブログ・動画を配信することによって得られる広告収入などは不労所得に該当するでしょう。

また、購入物件を見極めたり、アップロードするブログや動画のコンテンツ制作などには手間がかかりますが、一度仕組みを作ってしまえば、その後は自動的にお金が入ってきます。この場合も、労働せずに得られた収入を「不労所得」といいます。

一方、本業とは別にアルバイトをするなどして得た収入は不労所得ではありません。勤労所得に分類されます。

月10万円の不労所得が目指せる方法13選

不労所得を稼ぎたいと考えている方のなかには、月10万円を一つの目標にしている方も多いのではないでしょうか。

ただ、ひとえに不労所得といっても、稼ぎ方にはさまざまな選択肢があります。どのような手段を選択するかによって特徴が異なり、本業との兼ね合いや継続しやすさなどから、自分にあったやり方を選ぶことが大切です。

そこで、月10万円の不労所得が目指せる13の方法の特徴を解説します。

投資方法長所短所
不動産投資型クラウドファンディング・1万円から投資できる場合が多い・物件の運営や管理を運営会社に一任できる・利回りが3%のものから、高いものであれば5%を超えるものがある税制上のメリットが少ない
不動産投資・平均的な利回りは8%程度(表面利回り・一棟マンション)で、高い利回りを期待できる・株や投資信託とは異なる値動きをする・物件の選び方や運用方法次第で安定的な収入源になる・数百万円以上、場合によっては数千万円単位の初期費用が必要・リスクが多い、物件を管理する手間がかかる・参入障壁が高い
J-REIT(不動産投資信託)少額の物であれば10万円以下から投資できる・投資先物件を選べない・ファンドによっては金利変動のリスクがある
株式投資(配当金)・自分で投資先を選べる・投資先によっては株主優待を受けられる・経営参加権がある・投資先を見極めるためには知識が必要・配当金だけで大きな利益を出すのは、まとまった元手が必要
ETF・少額から投資できる・リアルタイムで取引できる・投資信託よりも信託報酬が安い・ETFで不労所得10万円を目指すには、まとまった元手が必要・株主優待は得られない
投資信託・少額から投資できる・ファンドマネージャーに運用を任せられる・株主優待は得られない・タイムリーに売買できない
FX投資・レバレッジが効くため、少ない元本で大きな取引ができる・短期間で大きなリターンが期待できる・ギャンブル要素が強い傾向にある・取引はリアルタイムで管理しなければならない・ハイリターンが期待できる分、リスクが高い
暗号資産(仮想通貨)・少額から投資できる・24時間365日いつでも取引できる・価格変動が大きい・ハッキングリスクがある
ビジネス投資・初期費用をかけずに始めることも可能・収益が得られる仕組みさえ構築できれば長期的に不労所得を得られる必ずしも収益化できるとは限らない収益化まで時間がかかるケースが多い
駐車場経営土地の整備と設備を導入すれば開始できるため、不動産投資よりも初期費用を抑えやすい・不動産投資に比べて大きなリターンは期待できない・需要のあるエリアが限られる
アフィリエイト・初期費用をかけずに始めることも可能・収益が得られる仕組みさえ構築できれば長期的に不労所得を得られる・必ずしも収益化できるとは限らない・収益化まで時間がかかるケースが多い・参入障壁が低いため、競合が多い
コインランドリー経営・ランニングコストが低く、需要のあるエリアなら高い利回りが期待できる・少なくとも数百万円の初期費用が必要・ライバル店が増えるなどで売上が落ちるリスクがある
印税収入・制作したコンテンツが売れ続ければ安定的に不労所得を得られる・制作する手間や時間、知識が必要・印税が制作費を上回らず赤字になる可能性もある

不動産投資型クラウドファンディング

不動産投資型クラウドファンディングは、運営会社が投資家から資金を集めて不動産を賃貸・取得し、得られた収益を投資家に配分する投資手法です。事業には期間が決められており、一定期間が終了した段階で、得られた収益が投資家に分配されます。

一般的な不動産投資であれば、不動産を丸ごと購入しなければならないため、少なくとも数百万円以上の初期費用がかかるうえに、物件を管理する手間やコストも必要になります。

一方、不動産クラウドファンディングなら1万円から投資できる場合が多く、物件の運営や管理は運営会社に一任できるため、個人が小額から投資できる点が魅力です。

また、不動産クラウドファンディングは利回りが3%のものから、高いものであれば5%を超えるものがあります。投資先を選べば、少ない初期費用によって効率よく不労所得を得られる点が特徴です。

不動産投資

不動産投資は、家賃収入を得る「インカムゲイン」と、保有不動産を売却して利益を得る「キャピタルゲイン」という二つの利益の出し方があります。なお、不労所得として考えるなら毎月収入を得られるインカムゲインがおすすめです。

不動産投資の平均的な利回りは8%程度(表面利回り・一棟マンション)であり、株や投資信託とは異なる値動きをすることが魅力ですが、数百万円以上、場合によっては数千万円単位の初期費用が必要になります。

物件の選び方や運用方法次第で安定的な収入源になるものの、リスクやがかかるなど、注意点が多いことも認識しておきましょう。

J-REIT(不動産投資信託)

J-REITは「Real Estate Investment Trust」の各単語の頭文字を取って、通称「REIT(リート)」と呼ばれています。海外のREITと区別するため「Japan」の頭文字をつけて「J-REIT」とされています。

J-REITでは、不動産投資法人が「投資証券」を発行し、投資家は発行された投資証券を購入します。そして、不動産投資法人は集めた資金で物件を取得・運用し、得られた賃料収入や売却益を投資家に分配する仕組みです。J-REITの基本的な利回りは3%程度で、比較的高い利回りが期待できます。

少額の物であれば10万円以下から投資できます。しかし、投資先物件を選べないことや、金融機関から融資を受けて資金を調達していることがあり、金利変動のリスクがあることなどが不動産クラウドファンディングと異なるポイントです。

株式投資(配当金)

株式投資は、株式会社が発行する株を購入し、その企業の業績に応じて分配される配当金や株価の値動きで利益を出す方法です。不労所得の場合、株を保有しているだけで得られる配当金を狙うケースが多いでしょう。

もちろん、安定した配当金を得られれば不労所得になりますが、投資先を見極めるためには知識が必要です。また、配当金だけで月10万円の不労所得を目指すためには、まとまった元手が必要になります。

ETF

ETFは「Exchange Traded Funds」の各単語の頭文字を取ったものであり、日本語では「上場投資信託」を意味します。

投資信託の一種ですが、東京証券取引所などの金融商品取引所に上場している投資信託であること、株式と同様にリアルタイムの売買ができることなどが特徴です。日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)など、何らかの指数に対して連動するよう運用されている点は投資信託であるインデックスファンドと共通しています。

ETFの平均的な利回りは2~5%です。銘柄によりますが、仮に配当金利回りが5%程度のETFに投資するなら、月10万円の配当金を毎月得られるようにするのは3,000万円程度が必要です。ETFで不労所得月10万円を目指すためには、高額な資金が求められます。

投資信託

投資信託は、投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、専門家が株式や債権などに投資・運用し、運用の成果を投資家の投資額に応じて分配する仕組みです。

ETFも投資信託の一種であるため、基本の仕組みや少額で分散投資できる点は共通しています。しかし、投資信託は上場していないことや価格の更新が1日1回のみであることなどがETFと異なるポイントです。

また、投資信託は金額指定して購入できるなどの魅力がありますが、平均利回りは3〜11%と幅広い傾向にあります。ただ、平均利回りが高い場合はリスクも高く、月10万円の収益を得られるようになるには時間と資金が必要になります。

FX投資

FX投資は外貨を売買して利益を得る仕組みです。

なお、FX投資ではレバレッジによる取引が一般的です。投資におけるレバレッジとは、一定の保証金を証券会社に預けると、保証金の何倍もの資金で取引できる仕組みです。FX投資では保証金に対して最大25倍もの高いレバレッジで取引でき、大きなリターンが期待できます。

ただし、投資とはいえ、価格変動の予測を立てることがむずかしく、ギャンブル要素が強い傾向があります。取引はリアルタイムで管理しなければならないため、不労所得とは言い難いでしょう。

FXの自動売買システムを活用する方法であれば、取引を常に管理する必要がなく、利益が出れば不労所得につながる可能性があります。ただし、ハイリターンが期待できる分、失敗するリスクも高いことを認識しておきましょう。

暗号資産(仮想通貨)

暗号資産(仮想通貨)とはインターネット上で取引できるデジタル通貨であり、「ビットコイン」「アルトコイン」などが有名です。保有している暗号資産(仮想通貨)が購入価格よりも値上がりしたタイミングで売却することで、利益を得られます。

数百円から少額投資できるうえに、株式投資やFX投資とは異なり24時間365日いつでも取引できる点が魅力です。しかし、価格変動が激しいため、安定した利益を得るにはリアルタイムで管理する必要があるため不労所得には不向きでしょう。

なお、少額で購入した暗号資産(仮想通貨)が急に値上がりし、大きな利益となる可能性がある一方、反対に価値が暴落して大きなマイナスとなる可能性もあります。

ビジネス投資

ビジネス投資とは、商品やサービスを紹介する動画や画像、ブログをアップロードし、紹介した商品やサービスの売上数や広告収入で収益を得る仕組みです。

ビジネス投資の場合、フォロワー数や注目度が重要なポイントとなります。そのため、何の影響力もない状態では効果が得られず、収益を得るまでに時間がかかることが懸念点です。

しかし、一度アップロードしたコンテンツは削除しない限りインターネット上に残り続けるため、収益が得られる仕組みさえ構築できれば長期的に不労所得を得られる可能性があります。

駐車場経営

駐車場経営とは、空いている土地に駐車場を作り、駐車料金で収益を得る方法です。

不動産投資のように物件を購入する必要がなく、土地の整備と設備を導入すれば開始できるため、土地活用によって不労所得を得る方法の中では始めやすいでしょう。ただし、不動産投資に比べて大きなリターンは期待できないことに加え、有料駐車場の需要が少ない田舎の土地やすでに駐車場が飽和状態のエリアなどには不向きです。

すでに立地のよい土地を保有しており、「なるべく少ない資金で土地活用をしつつ不労所得を得たい」「大きなリターンよりも安定した不労所得を目指したい」という方におすすめです。

アフィリエイト

アフィリエイトとは、自分が運営するブログやSNSで企業の商品やサービスの広告を掲載し、閲覧者がその広告をクリックしたり、広告経由で購入したりすると報酬が発生する仕組みです。

ビジネス投資と似ていますが、アフィリエイトでは必ずしも商品やサービスを直接宣伝するわけではありません。たとえば、車に関連するブログでスタッドレスタイヤの広告を載せるなど、物やサービスを宣伝せずに広告を掲載するだけのケースもあります。

アフィリエイトは初期投資がなくても始められるうえに、アクセス数を稼げるようになれば安定した不労所得になります。しかし、アフィリエイトが得られるまでブログやSNSを構築するのに時間がかかるうえに、参入障壁が低い分、競合が多いことなどが懸念点です。

コインランドリー経営

土地・建物の活用を通して不労所得を得る方法として、コインランドリー経営もあります。

マンションやアパート、市街地などが集まっているエリアや、旅行者が多いエリアはコインランドリーの需要が高いと予想されるため、エリア選定などを慎重におこなえば、月10万円の不労所得を目指せるでしょう。

しかし、周辺に新しいコインランドリーができたり、周囲の相場が下がったりすると収益が減る可能性があります。そのほか、少なくとも数百万円の初期費用が必要になるため、慎重にシミュレーションしてから検討することが大切です。

印税収入

書籍や楽曲を制作し、印税収入を得る方法も不労所得になります。

制作する手間や時間、知識は必要になりますが、制作したコンテンツが売れ続ければ継続的に不労所得を得られます。印税は販売価格の5〜10%が相場であり、売れれば売れるほど利益になることが特徴です。

初心者が印税収入にチェレンジするなら、誰でもすぐに販売できる電子書籍がおすすめです。時間やコストを抑えつつ、うまくいけば大きなリターンが期待できます。

とはいえ、コンテンツが売れなければ収益にはならないため、印税が制作費を上回らず赤字になる可能性もあることを認識しておきましょう。

【資金別】不労所得で月10万円を稼ぐ方法を資金別に紹介

月10万円の不労所得を目指せる13の方法について解説しましたが、

「できるだけ初期費用を抑えられる方法を選択したい」

「数十万円の余裕資金を活用して、できるだけ手間をかけずに不労所得を得られるようにしたい」

など、人によって優先すべきポイントが異なるでしょう。

ここでは、資金別に不労所得で月10万円を目指すためにはどの方法がおすすめかを解説します。

そもそも不労所得で月10万円稼ぐにはいくら必要なのか

月10万円の不労所得を目指すうえで、「そもそもいくら必要なの?」と疑問に感じている方も多いでしょう。

結論として、資金0円でも目指せる可能性があるものの、選べる方法が限られる分、可能性は低くなるといえます。

一方、資金が多ければ多いほど選択肢が増えるため、資金0円の状態でスタートするよりも可能性が高いといえるでしょう。

仮に、投資信託で年間の利回りが3〜5%の場合、毎月10万、年間120万円の分配金を得るためには3,000万~4,000万円程度が必要になります。最初から資金があれば、投資信託を始めるだけで目標の不労所得を得られる可能性があるため、資金があるほど選択肢が広がるのは事実です。

ただ、資金が多いからといって、必ずしも月10万円の不労所得を得られるようになるとは言い切れません。そのため、資金を準備することも大切ですが、一人ひとりにあった方法を選択することや、途中で挫折して諦めないことも重要だといえます。

それでは、資産別にどのような方法がおすすめなのか見ていきましょう。

資金0円~数万円で月10万円の不労所得を目指す方法

資金0円〜数万円の低予算で、月10万円の不労所得を目指すなら、以下の方法がおすすめです。

  • 不動産クラウドファンディング
  • アフィリエイト
  • ビジネス投資

不動産クラウドファンディングは、不動産投資のなかでもとくに少額で始められる方法であり、1万円からスタートできる場合もあります。もちろん、少額からスタートすると月10万円の不労所得になるまでには時間がかかります。しかし、高ければ年間利回り5%を超えるケースもあるため、投資信託よりも高いリターンが期待できます。

また、物件の管理・運用は運営会社に一任できるため、不労所得としてぴったりの方法です。

アフィリエイトはSNSや無料で利用できるブログサービスを利用すれば、資金0円でスタート可能です。しかし、最初にフォロワーや閲覧数を稼がなければ収入になりません。

SNSやブログは誰でも自由に発信できるものと思われがちですが、フォロワー数を増やしたり、インプレッションを高めたりするためにはノウハウが必要となります。ブログの場合、検索エンジンで上位表示させるためのSEO対策などが不可欠になるでしょう。

初期投資を抑えて始められるとはいえ、月10万円の不労所得を得るまでには時間や努力が必要であり、収益が0円のまま不労所得を得られない可能性もあります。

ビジネス投資もスマートフォンと無料の編集アプリを利用すれば、資金0円でスタートできる方法です。

しかし、アフィリエイトと同様に知名度や人気度が重要になるため、不労所得を得るまでの道のりが長く、途中で挫折しがちな方法です。

資金数万円~数十万円で月10万円の不労所得を目指す方法

数万円〜数十万円の余裕資金があり、それを使って月10万円の不労所得を目指したいという方は、以下の方法がおすすめです。

  • J-REIT(不動産投資信託)

J-REITは少額の物であれば10万円以下から投資できるため、比較的少額で始められます。また、3%程度の利回りが期待できるうえに、運用や管理の手間もかからないことが魅力です。

資金数百万円以上で月10万円の不労所得を目指す方法

数百万円以上の余裕資金があり、それを使って月10万円の不労所得を目指したいと考えている方は、これまでに紹介した方法のほか、以下の方法がおすすめです。

  • 不動産投資
  • 駐車場経営
  • コインランドリー経営
  • 投資信託
  • ETF
  • FX投資
  • 株式投資

数百万円の資金があれば、土地や物件を購入して運用する方法が選択可能になります。アフィリエイトやビジネス投資は1円の稼ぎにもならない可能性がありますが、不動産投資などは、きちんと勉強して知識をつければ、ある程度の収益が見込めます。

また、費用はかかりますが、管理会社に土地や建物を管理・運用を任せれば、まさに「不労所得」といえる収入が手に入ります。

ただし、不動産投資の場合、数百万円で購入できるのは田舎などの中古物件が大半となります。物件の選択肢を増やすためには数千万円以上の資金が必要になる可能性が高いことを認識しておきましょう。

そのほか、投資信託やETF、FX投資、株式投資についても、月10万円の不労所得を得るために数千万円以上の運用が求められる場合があります。なお、短期間で大きなリターンが期待できたとしても、その分リスクも大きくなります。

定期的に投資額を増やすなどして、時間をかけて運用していく必要があります。いつまでに不労所得10万円を得られる状態にしたいのかを明確にし、計画的に進めていくことが大切です。

不労所得で月10万円を得るための5つの手順

準備できる資金によって選択肢に差が出るとはいえ、不労所得で月10万円を得るには相応の努力と時間が必要になります。

ただ、決して不可能な目標ではなく、きちんと仕組みを構築して運用すれば、実現可能な目標です。

では、具体的にどのような手順を進めれば不労所得で月10万円を目指せるのか見ていきましょう。

手順1:使える資金を把握する

まずは使える資金を把握することが最初のステップです。

現在の貯金額や毎月の支出・収入の流れから、いくらの余裕資金があるのかを計算します。方法によっては初期費用のほか、毎月の支出が増えることもあるため、今使える余裕資金と、毎月使える資金がどのくらいあるのか把握しましょう。

また、不動産投資のように大きな初期投資が必要な方法は、リターンが期待できる分、空室リスクなどで計画が崩れたときの負担が大きい傾向にあります。そのため、初期投資として使える余裕資金があるのはもちろん、リスクに備えて一般的な層より高い貯蓄があることが前提となります。

手順2:不労所得を得たい理由と目標金額を明確にする

次に、不労所得を得たい理由と目標金額を明確にしましょう。

というのも、「単にお金が欲しい」というだけでは、次第に「本業だけで十分に生活できているし……」といった考えが思い浮かび、途中で挫折しやすくなるからです。また、明確な目標がなければ、不労所得を得るための戦略を立てにくくなります。

さらに、不労所得で得たい目標金額を決めておくことも大切です。月10万円を目標にする場合、いつまでに達成したいのかも含めて決めることで、具体的なプランを立てやすくなります。

手順3:不労所得で10万円を得るための仕組みを勉強する

使える資金と理由、目標金額を決めたら、不労所得を得るための仕組みを勉強していきましょう。

不労所得を目指すためには、どの方法を選択するにしても知識やスキルが必要であるうえに、相応のリスクが伴います。たとえば、「不動産投資しよう」と決めて、何の勉強もしないまま不動産会社に勧められた物件を購入すると、相場より高い物件を購入したり、想定より空室が多くなったりして失敗する可能性が高まります。

もちろん、勉強したからといって失敗しないとは言い切れませんが、自分で知識やスキルを身に付けることで、リスクを把握したうえで正しい選択をしやすくなります。

手順4:必要なスキルと仕組みを作る

不労所得で10万円を得るには、必要なスキルを学び、仕組みを作ることが必要不可欠です。

たとえば、不動産投資の場合、物件を見極めるスキルのほか、物件を管理・運用したり、収益を計算したりするスキルが必要になります。アフィリエイトの場合は、ブログの構築方法やSEOの知識、ブログを運営していく仕組みづくりが必要となるでしょう。

スキルや仕組みは短時間で完成するものではないため、積極的に勉強したり、経験したりしながら作り上げていくことが求められます。

手順5:作った仕組みを運用していく

仕組みを構築したら、運用していくことが最後のステップとなります。

不労所得を得るための仕組みを構築できたとしても、管理や改善が一切なされなければ収益を維持できません。たとえば、不動産投資の場合、現状は月10万円の不労所得があっても、維持するためには物件の管理や修繕、相場に合わせた賃料の見直しなどが必要になります。

また、アフィリエイトやビジネス投資、投資信託、不動産クラウドファンディングなど、仕組みを構築した段階ですぐに月10万円の収益が出ない方法もあります。その場合、現状維持ではなく、収益アップのために構築した仕組みを長期的に運用していかなければなりません。

不労所得で月10万円を得るためのポイント

不労所得で月10万円を稼ぐには、年間120万円、10年で1,200万円を本業のほかに稼がなければなりません。これは決して簡単な目標ではありません。

実際に投資信託で年間の利回りが3〜5%の場合、毎月10万円の分配金を得るためには3,000万~4,000万円程度が必要になります。

そのため、「リスクが低い方法では月10万円の不労所得が得られないなら、ハイリターンが狙える方法を試したい」と考える方もいますが、目先の利益を優先して進めてしまうと後悔しかねません。

そこで、後悔しないためにも、不労所得で月10万円を目指すときに押さえておきたいポイントを解説します。

ハイリスク・ハイリターンの投資は避ける

FX投資や暗号資産(仮想通貨)などのハイリターンが狙える投資は魅力的ですが、リターンが期待できると同時に大きな損失につながるリスクもあります。

初心者が不慣れな状態でFX投資や暗号資産(仮想通貨)を行い、一時的に利益が出ても、最終的に収益が無くなったり、本業の収入がマイナスになるような損失を被ったりするケースも少なくありません。

また、大きな損失は心理的ショックや精神的不安にもつながりやすいため、最悪の場合、本業に支障をきたしたり、家族との仲が悪くなったりすることもあるでしょう。もし、FX投資や暗号資産(仮想通貨)を選択するなら、あらかじめ期間や投資額を決め、うまくいかなければ見切りをつけて、ほかの方法に変えることをおすすめします。

興味のあることから始める

方法や資金によりますが、何らかの方法を試し始めてから不労所得で10万円を達成するまでに数年以上かかることも珍しくありません。そのため、短期的な集中力よりも継続力が大切になります。

そこで、興味・関心を持てる方法を見つけましょう。興味・関心の持てる方法であれば、自然にモチベーションや意欲を維持でき、必要な知識や経験をインプットすることが楽しくなるはずです。

目的を明確にする

単に「不労所得を得る」という目的だけでは、方向性が不明確で迷いやすくなるため、具体的な目標金額や達成までの期間を決め、決めた目標をベースに計画を立てましょう。

ひとえに不労所得といっても、月10万円を目指すのか、月100万円を目指すのかによって、やり方が大きく異なるからです。

また、軌道に乗ってきたからといって、途中で高い目標に変更することも失敗するリスクを高めます。まずは最初に立てた目標を達成し、そのうえで次の目標と計画を立てましょう。

複数の方法を試す

不労所得を目指す際、一つの方法に絞るのではなく、複数の方法を並行して試してみることもポイントの一つです。

たとえば、投資信託は少額から始めやすい反面、それだけで月10万円の収益を得るのは難しいでしょう。しかし、投資信託とアフィリエイト、不動産クラウドファンディングの3つの方法を並行して試し、それぞれ3万円ほどの利益を出せるようになれば、月10万円の不労所得を達成できる可能性があります。

このように、収益の柱を複数持つことで、難易度が下がるケースもあるのです。

また、複数の方法を試してみることで、自分に最も合った方法を見つけることができたり、失敗してもほかの方法でカバーできてリスク分散になったりするメリットもあります。

まずは少額の不労所得を目標にする

いきなり月10万円の不労所得を簡単に達成できるケースは少ないため、まずは少額の不労所得を目指しましょう。

あまり大きな目標を設定すると挫折しやすくなります。しかし、月数千円、数万円などの達成しやすい目標を設定することで、短期間で成功体験を積み重ねることができモチベーションを維持しやすくなります。

月10万円の不労所得を目指すときの注意点

月10万円の不労所得を目指す際、注意すべき点が5つあります。

それぞれの注意点について詳しく見ていきましょう。

詐欺との遭遇確率が高い

不労所得を目指す方は、お金に関する関心が高いこともあり、詐欺に狙われやすい傾向があります。

「少額で確実に稼げる」「初月から〇〇万円の不労所得が得られる」などと謳い、最終的に大金をだまし取る詐欺も少なくありません。

月10万円の不労所得は簡単に達成できるものではない分、簡単さや利回りのよさをアピールした提案・広告が魅力的に感じられるものですが、甘い言葉にだまされないようにしましょう。

なお、勉強して知識やスキルを習得しておくことは、不労所得の目標を達成するのはもちろん、詐欺にだまされないためにも役立ちます。

元本割れのリスクがある

不労所得を目指す際はさまざまな方法がありますが、初期費用0円でスタートする以外、元本割れのリスクが伴います。

比較的リスクの低い投資信託や不動産クラウドファンディングでさえ、投資した金額よりも少ない額しか返ってこない、いわゆる「元本割れ」のリスクが存在します。ハイリターンが期待できる方法であれば、さらに元本割れになる可能性が高いでしょう。

どのような方法を選択するにしても、事前にリスクをしっかりと理解し、元本が割れても許容できる範囲でおこなうことが大切です。

健康を損なわない生活を意識する

不労所得を目指す過程で、夜遅くまで勉強したり、情報収集に追われたりすることがあるかもしれません。しかし、不労所得のために睡眠時間が短くなったり、食事がおろそかになったりして健康を損ねてしまっては、本業にも支障が出るうえに医療費もかかって本末転倒です。

安定した不労所得を得るためにも、栄養的な食事と十分な睡眠を取り、健康に配慮したうえで取り組みましょう。

税金の発生・納付に注意する

投資で得た売却益、アフィリエイトやビジネス投資の広告料などは、一定の水準を超えると納税の義務が発生します。

会社員なら会社が源泉徴収してくれますが、本業以外で得た所得に関しては確定申告しなければなりません。

なお、期限内に正しく税金を納めていないことが発覚すれば、延滞税が発生するなどのペナルティがあるほか、所得の種類によって税率が異なります。不労所得を得るうえで必要な知識・手続きであることを認識しておきましょう。

副業を禁止している勤務先もある

不労所得を目指すうえでおこなう行為によっては、副業とみなされる可能性があります。

しかし、会社によっては副業を禁止しているところもあるため、会社の就業規則を確認し、問題ないかどうか確認したうえで取り組むようにしましょう。なお、法律では副業の自由が認められているものの、「本職の労働時間外で行う」ことが原則となっているため、勤務先の就業規則も守らなければなりません。

そもそも副業を禁止しているのか、どの範囲を副業とみなすのかなどは、会社によってルールが異なるため、きちんと確認することが大切です。

初心者が少額で不労所得を目指すなら「不動産クラウドファンディング」がおすすめ

月10万円の不労所得の目指し方を解説しましたが、初心者が少額で不労所得を目指すなら「不動産クラウドファンディング」がおすすめです。

では、なぜ初心者におすすめなのか、メリットも含めて見ていきましょう。

不動産クラウドファンディングのメリット

不動産クラウドファンディングは少額で始めやすいイメージがあるものの、ほかにどのようなメリットがあるのかわからない方も多いでしょう。

不動産クラウドファンディングのメリットは以下の6つです。

  • 少額から不動産投資ができる
  • 比較的高い利回り(5%程度)が期待できる
  • 投資する不動産を自分で選べる
  • 取引がすべてオンライン上で完結する
  • 不動産の管理や運用は事業者に一任できる
  • 管理費用がかからないため、出資額以上の出費が発生しない

このように、少額でスタートできる方法のなかでは期待利回りが高いという特徴があります。さらに、運用や管理は事業者に任せられるため、入居者募集や修繕のことを考える必要がありません。手間や心配事が少ないこともメリットでしょう。

そのため、余裕資金の少ない投資初心者の方はもちろん、本業が忙しい30〜40代の会社員の方などでも始めやすい不労所得の選択肢であるといえます。

不動産クラウドファンディングを始めるなら「不動産BANK」

不動産クラウドファンディングに興味があるものの、どのサービスを利用すればよいのかわからない方は「不動産BANK」がおすすめです。

不動産BANKを運営する株式会社ファミリーコーポレーションは、中古一棟収益物件の販売棟数で全国NO.1を獲得した実績があり、首都圏の中古物件に特化したエキスパート集団です。

不動産BANKは安全性の高い取引を行いつつ、年利6%の水準をキープしており、「ローリスク・ハイリターン」の投資方法を提案しています。首都圏の中古一棟収益物件に絞って取引を行っているのが特徴です。

会員登録は無料となっているため、興味のある方は気軽に登録してみてください。

まとめ

今回は月10万円の不労所得を稼ぐ方法について解説しました。

不労所得で月10万円を稼ぐことは決して簡単ではありませんが、ポイントや注意点を押さえて進めていけば達成できる可能性があります。ただし、ハイリターンが期待できるFX投資や暗号資産(仮想通貨)などは、リスクも大きいため、慎重に検討することが大切です。

なお、初心者が少額で始める場合、「不動産クラウドファンディング」がおすすめです。不動産投資の一種であり、少額から始められるうえに、運用や管理の手間がかからないという魅力があります。

不動産クラウドファンディングを始めるなら、首都圏の中古物件に特化したエキスパート集団が管理・運用する「不動産BANK」がおすすめです。年利6%というハイリターンでありながら、ローリスクの取引を実現しています。

ぜひ今回の記事を参考に、不動産クラウドファンディングをはじめとする方法で、月10万円の不労所得を目指してみてください。

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