不労所得で月30万円を実現するには、まず現実的な目標を設定することが重要です。元手が少ない場合、アフィリエイトや著作物の販売から始め、徐々に資産運用に移行するのが効果的です。元手が十分にある場合は、不動産クラウドファンディングや投資信託、REITなどの低リスクな資産運用が月30万円の安定収入を目指す近道です。不動産BANKのような高利回りのクラウドファンディングを活用して、分配金で不労所得を増やしましょう!
月30万円の不労所得があれば、趣味にお金を使う、海外旅行にいくといったことも無理なくできるようになるなど、生活スタイルに大きな変化をもたらします。
しかし、不労所得へのあこがれを抱きつつ、「そもそも不労所得で月30万円も稼ぐことはできるのか」「不労所得を得るにはどのような方法があるのか」など、さまざまな疑問や不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、不労所得で月30万円を稼ぐことは可能かどうかについて解説します。
不労所得を目指す際におすすめの方法や稼ぐためのコツなども紹介するので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!
- 不労所得で月30万円は稼げる?
⇒ 現実的ではない。莫大な資金が必要 - 不労所得を稼ぐのにおすすめの方法は?
⇒ 不動産クラウドファンディングなどがおすすめ! - 不労所得を稼ぐためのコツは?
⇒ 事前準備を徹底して計画的に取り組むことが重要!
※ 本サイトでは、不労所得についての記事を複数作成し、以下にまとめております。
▶利回り5%での不労所得シミュレーション
※ 目標の不労所得額をクリックすると、詳細記事に飛びます。
※ 不労所得だけで生活する記事はこちらから
目次
不労所得で月30万円を稼ぎ続けることはむずかしい
前提として、不労所得で月30万円を稼ぎ続けることはむずかしいといえます。
主に次の理由が挙げられます。
- 投資で不労所得を得るためには少なくとも数千万円以上の資金が必要になる
- 毎月決まった金額を稼げるわけではない
それぞれ詳しくみていきましょう。
投資で不労所得を得るためには少なくとも数千万円以上の資金が必要になる
まず、投資で生活できるほどの不労所得を得るためには、少なくとも数千万円以上の資金が必要です。
一般的な会社員などが用意できる資金で、月に何十万円もの不労所得を稼ぐことは現実的ではありません。
たとえば、月30万円・年360万円の不労所得があれば生活費をまかなえるとして、必要となる資金を利回り別にシミュレーションしてみましょう。
利回り | 1% | 3% | 5% | 7% |
必要な資金 | 3億6,000万円 | 1億2,000万円 | 7,200万円 | 約5,100万円 |
投資初心者の方でも達成できる利回りは、5%程度とされています。
この場合、7,200万円の資金がなければ、月30万円の不労所得を得ることはできません。
そのため、よほどの資金がない限り、まずは月に数万円程度の不労所得を目指すのが現実的といえるでしょう。
毎月決まった金額を稼げるわけではない
一時的に月30万円の不労所得を稼げるようになったとしても、毎月同じ額を確保できるとは限りません。
不労所得で入ってくるお金は、会社員の月給のように固定されているわけではなく、経済状況や世の中の流行などによっても大きく変動します。
たとえば、経済全体が低迷して株式の配当金が減少する、SNSの規約変更などによって広告収入を得られなくなる、といった事態に陥る可能性もゼロではありません。
そのため、仮に月30万円の不労所得を得られてもそれだけで生活しようとするのはリスクが高く、仕事をやめることもむずかしいといえるでしょう。
不労所得で月30万円を稼ぐ現実的な方法【元手の資金がない場合】
元手となる資金がない場合、不労所得で月30万円を稼ぐための現実的な方法としては、次の4つが挙げられます。
- アフィリエイト
- 著作物の販売
- 不動産投資
- シェアリングビジネス
それぞれに異なるメリット・デメリットがあるため、自身に合った方法を適切に選択するようにしてください。
アフィリエイト
アフィリエイトはインターネット広告の一種で、「成功報酬型広告」とも呼ばれています。
自身で制作・運営しているコンテンツに企業の広告を掲載し、閲覧された場合や広告経由で商品が購入された場合などに報酬を受け取ることが可能です。
コンテンツの制作には手間と時間がかかるものの、広告を掲載しておけば放置しておくだけでも収益が発生するため、不労所得のひとつといえるでしょう。
アフィリエイトで稼ぐ方法は複数ありますが、ブログやYouTube、そのほかSNSを活用して広告収入を得るケースが一般的です。
アフィリエイトのメリット・デメリットとしては、次の点が挙げられます。
メリット | デメリット |
・初期費用と運用コストがほとんどかからない・Webのスキルが自然に身につく | ・収益が出るまでに手間と時間がかかる・コンテンツの継続的な更新や改善が必要になる |
無料のブログサービスなどをうまく利用すれば、元手0円からでもアフィリエイトを始められます。
人気のコンテンツを作り上げるのは簡単なことではありませんが、コツコツと作業を継続できる余裕がある場合は、一度チャレンジしてみるのも良いでしょう。
著作物の販売
著作物を販売し、著作者に対して支払われる使用料を稼ぐのもひとつの方法です。
書籍や音楽の印税収入などが代表的な例といえるでしょう。
たとえば、書籍販売の印税率は定価の5〜10%程度とされています。
仮に定価1,000円・印税率10%の書籍を販売するケースでは、月に3,000部販売できれば「1,000円×10%×3,000部=30万円」の不労所得になるわけです。
そのほか、自身で制作した画像やイラストを販売サイトにアップロードし、使用料を得ることでも不労所得は得られます。
著作物の販売で不労所得を目指すメリット・デメリットは、次のとおりです。
メリット | デメリット |
・趣味の延長線で始められる・元手をかけずに取り組める方法もある | ・時間をかけても利益が出るとは限らない |
趣味で楽曲やイラストを制作している場合は、作品を販売するだけで不労所得につながることもあります。
無料で利用できる販売サイトも多いため、うまく活用してみてください。
不動産投資
不動産投資とは、土地や建物を取得し、貸し出すことで賃料を得る投資手法です。
空室ができない限りは入居者からの家賃収入が安定的に入ってくるため、不労所得を得る方法として広く利用されています。
不動産投資のメリット・デメリットは次のとおりです。
メリット | デメリット |
・ローンを組めば自己資金以上のお金で投資ができる・長期的かつ安定的な収入を確保できる・節税効果が大きい | ・初期費用が高額になりやすい・空室リスクや災害リスクなどを抱えることになる |
不動産投資を始める最大のメリットは、ローンを組めることです。
借金を背負うリスクはあるものの、少ない資金でも大きなリターンを狙えるようになります。
また、住宅用賃貸の家賃は景気の影響を受けにくいため、長期的・安定的な収入を確保できる点も魅力のひとつといえるでしょう。
シェアリングビジネス
シェアリングビジネスとは、所有している資産を他人と共有することで利用料などを得る方法のことです。
たとえば、マンションの一室・駐車スペース・自動車・腕時計などを貸し出すケースが一般的といえるでしょう。
物を貸し出すだけで利益が生じるため、不労所得を得るための方法として近年注目されています。
シェアリングビジネスのメリット・デメリットは、次のとおりです。
メリット | デメリット |
・資産を有効活用できる・即金性が高い | ・一定の手間がかかる・トラブルが起きやすい |
他人と共有できるような資産がある場合には、シェアリングビジネスで稼ぐことを前向きに検討してみてください。
資産運用で月30万円の不労所得を稼ぐ方法【元手の資金が十分にある場合】
仮に数千万円規模の資金を用意できるのであれば、次のような方法で月30万円の不労所得を目指すことも可能です。
- 不動産クラウドファンディング|分配金
- 投資信託|分配金
- ETF(上場投資信託)|分配金
- REIT(不動産投資信託)|分配金
- 株式投資|配当金
- FX|スワップポイント
- 外貨預金|利子
- 債券投資|利子
- 駐車場経営
- コインランドリー経営
- 自動販売機・コインロッカーの設置
では、それぞれのメリット・デメリットなどを詳しく見ていきましょう。
不動産クラウドファンディング|分配金
不動産クラウドファンディングとは、オンライン上で投資家から集めた資金をもとに、事業者が不動産の取得・運用をおこなうサービスのことです。
投資家には、出資割合に応じた分配金が付与されます。
不動産クラウドファンディングでは、物件の管理や入居者とのやりとりなどをすべて事業者に任せることが可能です。
つまり、投資家は何もしなくても分配金が入ってくるため、不労所得を得たい方に適した方法といえます。
不動産クラウドファンディングのメリット・デメリットは、次のとおりです。
メリット | デメリット |
・少額で投資できる・価格変動による損失のリスクがない・元本割れを防ぐ仕組みがある | ・中途解約は原則認められない・人気のファンドは応募が殺到して出資できないことがある |
不動産クラウドファンディングでは、損失が生じた場合に事業者の出資分から補填される仕組みがあるなど、比較的リスクを抑えた資産運用ができます。
ただし、人気のファンドは応募が殺到しやすいため、細かくファンド情報をチェックする、先着方式ではなく抽選方式のファンドに応募する、といった工夫が必要です。
不動産クラウドファンディングサービスはいくつかありますが、なかでも不動産BANKの利用をおすすめします。
不動産BANKでは資産価値の落ちにくい中古物件を中心に取り扱い、年6%の高利回りを実現している点が特徴です。
少しでも興味がある方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。
投資信託|分配金
投資信託とは、不特定多数の投資家から集めた資金を元手に、投資の専門家が株式や債券などを運用する金融商品のことです。
投資信託では資産運用を事業者がおこなうため、投資家がやるべきことはほとんどありません。
投資の専門家が稼いでくれた収益の一部が、自動的に分配金として入ってきます。
投資信託のメリット・デメリットは次のとおりです。
メリット | デメリット |
・少額で始められる・自動的に分散投資ができる | ・信託報酬を支払い続ける必要がある・リアルタイムの価格で取引できない |
証券会社によっては、100円程度からでも投資信託を購入することができます。
また、投資信託は複数の投資先で構成されているため、1つの銘柄を購入するだけで自動的に分散投資ができる点も大きなメリットです。
損失のリスクが抑えやすく、投資初心者の方には特におすすめの方法といえます。
ただし、投資信託の保有中は、運用を専門家に任せるための手数料である「信託報酬」を支払い続けなければなりません。
そのため、できるだけ信託報酬率の低い銘柄を選定することが、資産を効率よく増やすためのポイントです。
ETF(上場投資信託)|分配金
ETFとは、証券取引所に上場している投資信託のことです。
日経平均株価や東証株価指数などの指数と連動するように事業者が運用し、利益の一部が分配金として投資家に還元されます。
通常の投資信託と同様、運用自体は事業者に任せられるため、投資家がやるべきことは運用益を定期的に確認する程度です。
ETFのメリット・デメリットとしては、次のような点が挙げられます。
メリット | デメリット |
・リアルタイムで取引できる・信託報酬が低い | ・分配金が自動で再投資されない・銘柄数が少ない |
通常の投資信託では、取引注文を出したあとに約定価格が公表されるため、想定外の損失を受けてしまうことも珍しくありません。
一方、証券取引所に上場しているETFは、価格変動をリアルタイムで確認しながら取引できる点が大きな特徴といえるでしょう。
また、通常の投資信託と比べて信託報酬が低く、運用コストが抑えられるのもうれしいポイントです。
REIT(不動産投資信託)|分配金
REITは、不動産を対象とした投資信託のことです。
投資家から集めた資金を使って、事業者が不動産の取得・運用をおこないます。
投資家には出資割合に応じて自動的に分配金が付与されるため、投資信託やETFなどと同様に不労所得を得ることが可能です。
REITのメリット・デメリットとしては、次の点が挙げられます。
メリット | デメリット |
・少額で不動産に投資できる・比較的高い利回りが期待できる | ・金利変動リスクがある・現物の不動産は所有できない |
REITの魅力は、通常数百万円~数千万円の初期費用を要する不動産投資に、月数万円程度でチャレンジできることです。
また、投資家に対して利益が還元されやすくなる仕組みがあるため、比較的利回りが高くなりやすい点もメリットといえるでしょう。
株式投資|配当金
株式投資とは、資金調達のために企業が発行する株式を売買し、利益を狙う投資手法のことです。
売買差益で稼ぐこともできますが、不労所得を目指すのであれば配当金を重視してください。
配当金は年1~2回程度、企業利益のなかから株主に配分されるお金のことです。
株式を保有しているだけで収益が生じるため、不労所得のひとつといえます。
株式投資のメリット・デメリットは、次のとおりです。
メリット | デメリット |
・株主優待を受けられる・株主として企業の意思決定に関与できる | ・まとまった資金が必要になる・投資先企業が倒産するリスクがある |
株式投資の魅力は、配当金のほかに株主優待を受けられる点が挙げられます。
金券や自社サービスの割引券などが提供されることもあるため、購入する銘柄を選ぶ際には株主優待の内容も漏れなく確認しておきましょう。
FX|スワップポイント
FXとは、世界各国の通貨を取引して利益を狙う投資手法のことです。
為替変動を利用して売買差益を得ることもできますが、不労所得を目的とする場合はスワップポイント(金利差)を狙いましょう。
FXでは、ドル円・ユーロ円・ユーロドルなど2か国の通貨をペアで取引します。
そして、通貨ペアの保有中は通貨間の金利差がほぼ毎日自動的に付与されるため、不労所得の仕組みを構築することが可能です。
FXのメリット・デメリットとしては、次の点が挙げられます。
メリット | デメリット |
・自己資金の25倍までのお金で投資できる・取引コストが低い | ・大きな損失が出やすい・為替変動の影響を受ける |
FXの特徴は、自己資金の25倍を限度にレバレッジを効かせた取引ができる点です。
損失のリスクは高まるものの、少ない資金でも大量の通貨ペアを保有し、スワップポイントによる大きなリターンを狙うことができます。
外貨預金|利子
外貨預金とは、日本円をドルやユーロなどの外貨に換えて預金し、利息を得る運用方法のことです。
日本円よりも金利の高い通貨で預金すれば、より効率的に利息を稼ぐことできます。
また、単にお金を預けるだけで利息が付与されるため、運用する手間もほとんどかかりません。
外貨預金のメリット・デメリットは、次のとおりです。
メリット | デメリット |
・円預金よりも金利が高い | ・外貨の預け入れと引き出しに手数料がかかる・為替変動の影響を受ける |
外貨預金を始める際は、為替変動による損失のリスクがあることを覚えておきましょう。
為替が大きく動くと、外貨を日本円に戻すタイミングで損失が生じてしまい、最終的な収支がマイナスになるケースもあります。
特に高金利の通貨は、為替の変動も激しい傾向にあるため注意が必要です。
債券投資|利子
債券投資とは、国や企業が資金調達のために発行する債券を購入し、利息を得る投資手法のことです。
満期まで債券を保有していれば元本が満額返還されるため、利息の分だけ利益が生じることになります。
投資先は慎重に選ぶ必要がありますが、一度債券を購入してしまえば、満期を迎えるまでやるべきことは基本的にありません。
債券投資のメリット・デメリットは、次のとおりです。
メリット | デメリット |
・安全性が高い・得られる金額が事前にわかる | ・リターンが小さい |
債券投資では、国の財政破綻や企業の倒産などがない限り元本は守られます。
その分、リターンは小さい傾向にありますが、コツコツと稼ぎたい方には特におすすめの方法といえるでしょう。
駐車場経営
駐車場経営は舗装した土地を駐車場として貸し出し、賃料を得るビジネスのことです。
設備のメンテナンスやトラブル対応などが必要になりますが、業者に委託しておけばオーナーの手間を大幅に抑えられるため、不労所得の仕組みを作れます。
駐車場経営のメリット・デメリットは、次のとおりです。
メリット | デメリット |
・所有している土地を有効活用できる・不動産ビジネスのなかでは初期費用が安い | ・マンション経営などと比べて収益性が低い・競合が多い |
車1台分のスペースがあれば、ロープで区画整理するだけでも駐車場経営をスタートできます。
空いた土地を所有している場合は、参入を積極的に検討してみてください。
ただし、駐車場経営は競合が多いほか、立地が悪いと大きな利益は期待できない点に注意しておきましょう。
コインランドリー経営
コインランドリー経営は、洗濯専用の設備を導入した施設を経営し、利用料を得るビジネススタイルのことです。
集金や機器トラブルなどへの対応を業者に任せておけば、何もしなくてもお金が入ってくる仕組みを構築できます。
コインランドリー経営のメリット・デメリットは、次のとおりです。
メリット | デメリット |
・比較的利回りが高い・景気の影響を受けにくい | ・運用成果が立地に左右される・経営センスが求められる・初期費用がかかる |
コインランドリー経営は、安定して高利回りを狙える点が魅力といえます。
立地や集客方法などにもよりますが、10%以上の利回りが出ることも珍しくありません。
自動販売機・コインロッカーの設置
空いた土地や建物の一角に自動販売機・コインロッカーを設置することでも、不労所得は得られます。
いずれも無人経営が成り立つため、基本的には放置していてもお金を生み出すことが可能です。
機器メンテナンスや集金なども、手数料を払えば業者に任せられます。
自動販売機・コインロッカーの設置で不労所得を目指すメリット・デメリットは、次のとおりです。
メリット | デメリット |
・初期費用が比較的安い・所有している土地や建物を有効活用できる | ・設置場所が悪いとほとんど稼働しない・売り上げの単価が低い |
自動販売機やコインロッカーは数十万円程度で購入できるため、初期費用のハードルは低いといえるでしょう。
業者とリース契約を結べば、初期費用0円で始めることもできます。
ただし、売り上げの単価が低いため、設置する規模にもよりますが、基本的に大きなリターンは期待できません。
不労所得で月30万円を稼ぐためのコツ
不労所得で月30万円を稼ぐためのコツとしては、次の5つが挙げられます。
- 投資や事業に使えるお金を把握する
- 事前に運用目的・リスク許容度を明確にしておく
- 複数の投資先に資産を分散させる
- 長期運用を心がける
- 利益は再投資に回す
コツを知っているかどうかで運用成績は大きく変わるため、ぜひ参考にしてみてください。
投資や事業に使えるお金を把握する
不労所得で月30万円を稼ぐためには、まず、投資や事業に使えるお金を把握しておく必要があります。
そもそも不労所得の形成は、余剰資金を用いておこなうべきものです。
余剰資金を超えて投じてしまうと、生活費や将来使う予定のあるお金を失う可能性もあります。
そのため、毎月の生活費や子どもの進学費用、住宅購入費用などは別途確保したうえで、投資や事業に回せるお金を捻出するようにしてください。
また、余剰資金の範囲内で取り組んでいれば、精神的にも余裕ができるため、焦りやいらだちなどから誤った判断をしてしまうこともなくなるはずです。
事前に運用目的・リスク許容度を明確にしておく
事前に運用目的・リスク許容度を明確にしておくことも、月30万円の不労所得を稼ぐためのコツといえます。
運用目的・リスク許容度によって、選択するべき方法が変わってくるためです。
たとえば、ある程度のリスクを負ってでも、短期間で月30万円を稼ぎたいのであれば、FXや不動産投資などレバレッジを効かせられる方法が選択肢に入ります。
できるだけリスクを抑えながら、着実に月30万円の不労所得を目指すのであれば、不動産クラウドファンディングや債券投資などを選ぶのが良いでしょう。
また、運用目的やリスク許容度を明確にしておくことで、運用中にむずかしい選択を迫られたときにも、素早く冷静に判断できるようになります。
複数の投資先に資産を分散させる
不労所得を目指す際には、複数の投資先に資産を分散させることも大切です。
分散投資を徹底しておけば、損失のリスクを大幅に抑えることができます。
仮に特定の金融商品に集中投資してしまうと、価格が下落した際に大きな損失を招くことになるでしょう。
しかし、複数の商品に投資していれば、いずれかで損失が生じてもほかの投資先の利益でカバーできる可能性があります。
また、取引タイミングを分散させることも重要です。
定期的に同じ金額を売買するようにすれば、取引価格が平準化され、高値掴みや安値売りを避けられるようになります。
長期運用を心がける
月30万円の不労所得を目指す際は、長期運用を心がけるようにしましょう。
長期運用をおこなうことで、短期的な価格変動による影響を抑えられます。
たとえば、株式や為替の価格が想定とは異なる方向に動いてしまい、一時的に損失が出るケースはよくあることです。
しかし、時間が経てば元の水準まで戻り、損失を帳消しにできることも決して珍しくありません。
もちろん事前に損切りするタイミングを決めておくことも大切ですが、短期的な価格変動に一喜一憂して取引をおこなわないように意識しておきましょう。
本来回避できるはずだった損失を生じさせることになります。
利益は再投資に回す
利益は再投資に回すことも、不労所得で月30万円を稼ぐためのコツといえるでしょう。
複利効果によって、利益をどんどん増やしていくことができます。
複利効果とは、利益の再投資によって利益が利益を生み出す仕組みのことです。
元本に利益を上乗せして運用していくため、そこから生じる利益も加速度的に増加していきます。
はじめは少額しか稼げなかったとしても、複利運用を続けていれば、いずれ月30万円を達成できる可能性も十分あるでしょう。
運用期間が長くなるほど複利効果は大きくなっていくため、早めに着手することも大切です。
月30万円の不労所得を目指す際の注意点
月30万円の不労所得を目指す際は、次の5点に注意してください。
- 利益が出ずに損をする可能性もある
- 所得額次第では確定申告が必要
- 会社によっては就業規則に違反することがある
- 稼ぐ仕組みを構築するには時間と労力がかかる
- 詐欺の被害に遭わないようにする
注意点を正しく理解していれば、不労所得を実現できる可能性も高まるため、一つひとつのポイントをしっかりと押さえておきましょう。
利益が出ずに損をする可能性もある
利益が出ずに損をする可能性があることは、大前提として理解しておかなければなりません。
投資にしてもビジネスにしても、基本的には損失のリスクをともないます。
たとえば、不動産投資で空室が出れば、経費だけがかさんで赤字が続くことになるでしょう。
株式の配当金を稼いでいても、株価自体が暴落し、トータルの収支がマイナスになることも珍しくありません。
そのため、どの程度の損失なら耐えられるのかをあらかじめ決めておき、生活に支障が及ばない範囲で不労所得の形成に取り組むことが重要です。
所得額次第では確定申告が必要
月30万円の不労所得を目指す際には、所得額次第で確定申告が必要である点にも注意してください。
不労所得で得たお金は雑所得などに分類され、所得税や住民税の課税対象となります。
本業の給与がある会社員の場合は、不労所得が20万円を超えると所得税が発生するため、確定申告をおこなわなければなりません。
ただし、住民税は不労所得の金額にかかわらず一律10%が課税されます。
市役所などで別途、住民税の申告手続きをおこなってください。
自営業者の場合は、1円でも利益が出ると確定申告時に計上する必要があります。
ただし、確定申告の必要性は年収などによっても異なるため、少しでも疑問がある場合には最寄りの税務署に問い合わせてみるのが良いでしょう。
確定申告を怠っていたことが発覚した場合、延滞税や無申告加算税の支払いを求められる可能性があります。
会社によっては就業規則に違反することがある
不労所得による収入を得ると、会社の就業規則に違反することがあります。
本業とは別の収入を得ている場合、方法によっては副業とみなされることがあるためです。
たとえば、ブログやYouTubeで広告収入を得ることや、書籍を販売して印税を得ることは副業にあたる可能性が高いといえるでしょう。
就業規則に違反していることがわかれば、減給や降格といった懲戒処分を受けるおそれもあります。
そのため、不労所得を目指す際には、会社で副業が禁止されているかどうかを事前に確認しておくようにしましょう。
仮に副業が禁止されている場合は、投資で稼ぐのがおすすめです。
投資は資産運用の一環であるため、基本的には副業にあたりません。
稼ぐ仕組みを構築するには時間と労力がかかる
稼ぐ仕組みを構築するには、時間と労力がかかることも注意しておきましょう。
不労所得とはいえ、一切労働せずに稼げるようになるわけではありません。
たとえば、ブログで稼ぐにしても、まずは多くの人に利用できるコンテンツを作ることから始める必要があります。
そのため、たくさんの記事を作成・公開し、どの程度の人に見られているのかを日々研究していかなければなりません。
ブログが軌道に乗り出し、収益が出るまでには1年以上の時間を要することもあるでしょう。
稼ぐ仕組みは徐々に構築されていくため、地道な作業を投げ出すことなく継続できるように、興味がある分野で取り組むのが成功のコツです。
詐欺の被害に遭わないようにする
不労所得を目指す際には、詐欺の被害に遭わないように警戒しておくことも大切です。
不労所得にあこがれを抱く人を狙った詐欺は、数多く存在します。
たとえば、「楽して稼げるようになる」「絶対に失敗しない」など、都合のいい言葉を並べた情報商材や投資セミナーは基本的に詐欺です。
無駄な時間とお金を費やすことになるため、決して誘いに乗らないようにしてください。
投資判断の最終的な責任を負うのは自分自身です。
詐欺を見抜けるだけの、最低限の知識は身につけておくようにしましょう。
まとめ
不労所得で月30万円を稼ぐことは、よほどの資産がない限り現実的ではありません。
しかし、月に数千円~数万円程度の不労所得なら、実現できる可能性は十分あるでしょう。
少しでも不労所得があると生活をより豊かにできるため、積極的に目指してみることをおすすめします。
ただし、不労所得を目指そうとすると、損失が生じることもあります。
そのため、初心者の方はできるだけリスクの低い方法から始めるのが良いでしょう。
リスクの低い方法はいくつかありますが、迷ったときは不動産クラウドファンディングを利用してみてください。
1万円程度の少額で出資ができ、不動産の運用もすべて事業者に任せられるため、投資の知識や経験がなくても安定した利益を出すことができます。
少しでも不動産クラウドファンディングに興味がある方は、ぜひ不動産BANKの公式サイトをチェックしてみてください。
不動産BANKでは、利回り6%を超える魅力的なファンドが随時ラインナップされています。
そのため、出資してみたいと思えるファンドがきっと見つかるはずです。
この機会に、不労所得の形成に向けた第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。